その他の国際交流プログラム

留学・語学研修以外の国際交流プログラムをご紹介します。

ASEACCU(The Association of Southeast and East Asian Catholic Colleges and Universities)国際学生会議

ASEACCU(The Association of Southeast and East Asian Catholic Colleges and Universities)国際学生会議
ASEACCU(東南・東アジアカトリック大学連盟)主催による国際学生会議に、毎年、本学の学生を派遣しています。ASEACCUには、日本のほか韓国、台湾、タイ、フィリピン、オーストラリア等の約70校のカトリック大学が加盟しています。国際学生会議では、各国の学生とグループディスカッションやプレゼンテーションを通して、その年のテーマについて理解を深め、親睦を深めています。

募集概要
募集対象:本学在学生(学科・学年は不問)
派遣期間:夏期休暇期間中
派遣先:国内外のASEACCU加盟大学
派遣人数:若干名
選考方法:書類選考及び面接
※応募方法等の詳細は、4月に開催する代表学生募集説明会で発表する。
募集概要

過年度参加者の参加報告
過年度参加者の参加報告01
過年度参加者の参加報告02
過年度参加者の参加報告03
・今回のASEACCUはテーマが「東アジア地域の和解と実情」であり、朝鮮半島についての問題だけではなく日韓関係についても触れる機会が多々あったので、ほとんどの参加者が言葉を選んで話しているところが印象的でした。私がプログラムの中で一番心に残っているのは、最終日のミサで神父様が述べた a Selfish Attitude についてのお話です。自国第一主義が浸透し始め、自国の経済の発展のために行動をする動きが少しずつ顕著になってきた今日において、自分のためではなく、お互いを認め合い、尊重し合うことが出来るようになる為に人々が a Selfish Attitude を用いることが必要であるという内容に感銘を受けました。周りの意見に同調するのではなく、きちんと自分の意見を持つこと、そして相手の意見を受け入れることの大切さを再確認することが出来ました。今回の学びを今後の国際交流活動に活かしていきたいと思います。(2019年度/英語英文学科3年)
・私は今回のASEACCUで知ることの大切さを学びました。広島での開催のため原爆についての講義もありましたが、原爆が広島に投下された後も実験が多く行われていたことを知り驚かされました。また、アジアの学生と環境問題について話した際には、リサイクルに日本と似たような課題がある事がわかりました。今後も知ることからはじめて広い視野を持てるよう心掛けていきたいと思います。(2018年度/日本語日本文学科3年)
・ASEACCUに参加し、平和というテーマを通して、世界共通の人の温かさに触れることができました。核や戦争の問題もあるけれど、まずは人と人の繋がりを大切にしたいという国を超えた意見に驚いたとともに、温かい気持ちになりました。また同年代であるからこそ本音で話し合いが行われ、とても刺激的な時間を過ごすことができたと思います。たった1週間ではありましたが、積極的な参加を心がけることで、様々なことを学び、自分の視野を広げられた有意義な時間となりました。(2018年度/英語英文学科3年)
・今回広島で行われたASEACCU国際会議のテーマは“Catholic Education and Peace Initiative”ということから平和について日本人としてのアイデンティーを持ちながら、多面的な角度から考えを深めることができました。アジアの国の学生たちと1週間を過ごす中で言語はもちろん、文化的違いを多く感じられ、自分にとって毎日が新鮮で学びの多い機会でした。(2018年度/英語英文学科3年)
・さまざまな国籍の方々とコミュニケーションする場なので、英語の向上はもちろん、多様な考え方を理解する貴重な経験になりました。また平和思想を考える上で、重要な異文化間の対話を実践することができました。(2018年度/文化史学科2年)
・このASEACCUに参加できてとても光栄でした。そして、日本のみならず海外の優秀な友達や教授の方々に出会って、良い刺激をもらえたとともに、フィールドワークで実際に行くことでより「平和」とは何か深く考えることができました。(2018年度/地球市民学科1年)
・私は8月21日から8月27日にかけて、タイのアサンプション大学で開催されたASEACCU国際会議に参加し、インクルーシブエディケーションについて学びました。障害があるということはどういうことであるのかを知るために、実際に車椅子のある生活や目の見えない生活を体験したり、目の見えない方からお話を伺ったり、タイにある障がいのある人のための施設を訪問したりしました。普段は交流することのできない他国の同世代の人と話すことができ、他の国ではどのように考えられているのかを知り、これまでよりもより客観的な視点で社会や自分の考えを見ることができるようになったように感じます。会議の最後には障がいのある人に対する知識を広めるために、SNSを用いて情報発信をしました。学ぶだけではなく、実際に行動に移すことで、社会の一員として問題に向き合うことができたように思いました。(2017年度/英語英文学科3年)
・Inclusive Educationを議題として訪れた障害者施設で、障害者の学生の生活をのぞきました。彼らはとても楽しそうに生活しており、中には手芸や陶器を作っている学生もいました。すばらしい才能と人間性にあふれた彼らがもっと社会に進出していくためにはどうすればいいのか改めて考えさせられました。一週間という期間は短いようで長く、参加した仲間とはもう何年も友人であったかのように絆を深めることができ、とても楽しく過ごすことができました。彼らと協力しあい、一日でも早く Inclusive Education が社会で知られるようにいろいろな方面に学んだことを伝えていこうと思います。たくさんのすばらしい体験をすることができ、参加させていただいたことを誇りに思います。(2017年度/スペイン語スペイン文学科2年)
・今回ASEACCUに参加し、アボリジニの“自然との共存”という価値観に触れることができました。今の社会に生きる私たちは、生活レベルを上げることや大量生産大量消費が良いとされ、自然への配慮が十分とは言えません。そんな中、彼らの持つ価値観には大きく惹かれるものがありました。また、約1週間、様々な国々の学生たちと生活を共にすることで、自分の意見を躊躇なく言葉にすることの大切さを感じました。自分の意見を言葉にすることで、相手を理解し関係を深めていくことに大きくつながるのだと実感する素敵な経験を得ることができました。(2016年度/地球市民学科3年)
・ASEACCUに参加して特に印象的だったのは、オーストラリアの先住民族であるアボリジニの人々と交流したことです。彼らとの交流を通して、私たちは肌の色や宗教が異なっていても、同じ地球に生まれた人間であることに変わりはないと感じました。また、参加していた学生の中には、自国で先住民族や難民のボランティアをしている学生もおり、彼らの話を聞いて、自分にも何かできることはないかと思いました。オーストラリアで沢山の刺激を受け、私自身変わることができました。ASEACCUを通して学んだことを、今後の学生生活に限らず様々な場面で生かしていきたいと思います。(2016年度/文化史学科2年)
・到着翌日から始まったサービスラーニングでは、私は、ある村でホームステイを行いました。私がグループを組んだのはインドネシアと韓国の学生でした。ホームステイ先の家族とのコミュニケーションは現地語とインドネシア語のみだったので、インドネシアの学生に助けてもらいながら生活しました。ホストファミリーから宗教について、文献や講義ではない生の声を聞くことができ、この経験を通して、今年度テーマである Religious inclusiveness のことだけではなく、インドネシアの生活や人の温かさについて理解が深まりました。グループプレゼンテーションのための話し合いでは、身振り手振りを用いて自身の体験や意見をシェアしました。シェアした意見に対して頷いたり、意見を加えたりしましたが、相手の意見を否定することは誰もしませんでした。他の学生の意見を聞きノートにまとめていく、発表の構成を考えて全員の前でプレゼンを行う…。これは特別なことではなく、普段から大学での授業で行っていることです。このASEACCUでも皆でそれを行うことで、同じ学生であることを実感し、思わず顔を綻ばせ合いました。生まれた国も生活も、宗教も異なる私たち。それでも一つにつながり、同じ話題について考えることができる。そうして集まった場で互いを尊重し大切にできる。つながりから生まれるのは衝突ではなく共生の道であり、そこには思いもよらなかった視点の発見がありました。それがわかった今、この経験を生かしてより多くのつながりを持つことを望むようになりました。インドネシア、アジアに関わらず、たくさんの視野から物事を考えていくことで見つけられる視点を探していきたいと思います。(2015年度/地球市民学科2年)
・私は今回のASEACCU国際会議を通して、気づかされたことが想像していた以上にありました。会議(セミナー)で学んだこと以上に、色々な国から来た人々と共に一週間近くを過ごすことにより生で生活習慣の違い、考え方の違いを実感することができました。会議(セミナー)開始前のサービスラーニングでは、私は小学校に行ったのですが、仏教徒、イスラム教徒、クリスチャンというそれぞれ異なるバックグラウンドを持ちながらも、学校がそれを受け入れ、学生が自分の宗教を信仰しつつ他を認め合う姿を生で見ることができました。日本という宗教観の薄い国では体験出来ないことだと感じました。また、セッションでは平和教育のお話を聞くことができ、難しい内容ではありましたが、とても考えさせられました。最終的にはプレゼンターとしてスピーチをさせていただくこともでき、大変良い経験となりました。(2015年度/英語英文学科2年)
・今回ASEACCU国際会議に参加できたことにより、自分の視野の狭さに気付かされました。他国から来ている学生は皆個々の意見をしっかりと持ち、それを発信する力を持っていたためとても良い刺激を受けることができました。それに加え、友達の輪を広げることができたのも良い経験となりました。私が聞きたかった他国の英語教育のこと、フィリピンのこと、他国の人からみる日本の事などを話すことができ、そこから学ぶことも多く国により価値観や考えていることが様々だと実感しました。ASEACCU会議でアジアから集まった生徒が一丸となったことに感動すると同時に、たくさんの気づきを与えてくれたこの会議に参加できたことに感謝しています。(2014年度/英語英文学科2年)
・私がASEACCU国際会議について知ったのは、学内の掲示がきっかけでした。もともと国際交流に興味があったことと、英語を話す環境に身をおいてみたいと思い、参加しました。
 開催地韓国にはタイやフィリピン、台湾、インドネシアなどアジアのさまざまな国から多数の学生が集まりました。グループディスカッションでは、教育について話し合ったのですが、それぞれ、国の事情や文化が異なる中、共通認識できる問題を探し、結論を導き出すのが大変でした。国によってさまざまな考え方があることを知り、アジアの若者としてつながることの重要性を認識することができました。また、参加学生たちとは一緒に観光に出かけたり、今でも続く友情関係を築けたことは、とても幸せなことだと思います。
 自分とは違う文化的背景をもつ人たちと交流できたことが、大きな自信につながりました。今後はこの経験を国際交流の場だけではなく、日常生活にも活かしていきたいと思います。(2013年度/スペイン語スペイン文学科3年)
・ASEACCU国際会議ではとても貴重な体験をさせて頂きました。他のアジアの参加者たちはパワフルで芯のしっかりした優秀な学生が多く、日本人として負けていられないと思いました。話し合いのテーマは日本語でも難しい内容だったので事前準備は大変でしたが、その成果もあり当日の話し合いには積極的に参加し、更に最終プレゼンでは発表者として前に出ることが出来たのでそこで得られたものはとても大きかったと思います。今回ASEACCUに参加することが出来て本当に良かったです。(2012年度/英語英文学科3年)
・国際会議に参加することは初めてだったので参加前は不安な気持ちが大きかったのですが、参加したことで経験できたこと、得たものは多くありました。また、今回のASEACCUに参加していた多くの人々と出会い、話をすることは私にとって大変貴重な経験となりました。この経験を将来に生かすことができるよう、今後の日々を過ごしていきたいと思います。(2012年度/英語英文学科2年)