清泉女子大学

人文科学研究科 修士課程

地球市民学専攻

地球市民研究認定プログラム

大学院地球市民学専攻では、4月から地球市民研究認定プログラムを始めます。
地球市民になろうとする人たちのための新しいクラスです。男女共学・社会人向けです。
これは、専任教員全員が担当する「地球市民学の諸相」(4単位)のほか、専任教員の担当する授業のなかから好きな2科目(8単位を選び、合計3科目12単位を取れば、地球市民研究認定証を与えるという新しい制度です。

科目等履修で単位を取れます

1年で全部取ることも、2年以上にわたって取ることもできます。 科目等履修で単位を取れますので、入学試験などはなく、正規に入学しなくても好きな授業に出ることができます。手続きのさい、大学院科目等履修願の「理由」の欄に「地球市民学認定プログラムのため」と書いてください。

取った単位は大学院で生かせます

取った単位は大学院に入学した場合10単位まで生かすことができますが、入学しない場合でも学部卒以上の高度な研究をした証拠として認められます。

費用は1科目単位です

費用は選考料1万円(清泉女子大学の卒業生は免除)のほか、1科目4単位で年に4万4千円なので、3科目取って認定証をもらっても、年に14万2千円(本学卒業生は13万2千円)で済みます。

地球市民研究(平和教育)認定証

なお、選択科目の1つとして松井教授担当の「包括的平和教育」を取ると、認定証は地球市民研究(平和教育)認定証となり、コロンビア大学が東京で行ってきた平和教育認定証を引き継ぐものになります。

授業は週日夜間と土曜日だけ

地球市民学専攻はフルタイム勤務の社会人でも通えるよう週日夜間と土曜日に授業を行っています。

4月から開講予定の授業

  • 全員の先生が順番で担当する必修の授業 : 「地球市民学の諸相」 (木6)
  • 松井ケティ教授 : 「Comprehensive Peace Education:包括的平和教育」 (土2)
  • 庄司興吉教授 : 「地球社会論と地球市民学」 (木7)
  • 真崎克彦准教授 : 「地球社会の政治状況」 (火6)
  • 塩谷惇子教授 : 「地球社会とキリスト教」 (金7)
  • 鈴木直喜教授 : 「環境と開発の政治経済」 (月7)
  • 相亰美樹子准教授 : 「言語コミュニケーションの諸問題」 (金6)

6時限 18時10分-19時40分 7時限 19時50分-21時20分
土曜2時限 10時40分-12時10分 働きながら通うことができます

授業内容の紹介

以下に、認定プログラムの基礎となる必修科目「地球市民学の諸相」の新年度の授業内容を紹介します。

大学院地球市民学演習「地球市民学の諸相」

  1. テーマ
    地球市民学をさまざまな切り口から考察する
  2. 授業内容   
    【實吉】通訳理論やプロセス・モデルおよび通訳者養成の基礎的訓練方法を紹介し、それにより習得した技能・知識・態度を、地球市民としての活動にどのように応用していけるかを検討する。   
    【塩谷】Global Citizenshipにかんするキリスト教思想の観点を切り口として、諸宗教と諸文化のかかわりに関するいくつかのテーマを扱う。   
    【鈴木】計画論の4つの学派(Policy Analysis, Social Reform, Social Learning, Social Mobilization)を手がかりに、地球市民としての役割を、知識と実践の関係から理解する。   
    【庄司】地球市民学が学として存立しうる根拠を、市民とは? 市民の社会把握、市民の現代社会認識、市民の生き方と社会活動、の4つの面から考察する。   
    【松井】包括的平和教育の視点から、地球市民学の必要性を考え、そして地球市民学とリーダーシップの関係、定義、理論、研究、および応用を探求する。   
    【相亰】地球市民として不可欠な多文化コミュニケーション能力を向上させるために、言語・非言語コミュニケーションの特質、母語の獲得、第二言語の習得、社会言語学の基礎を学ぶ。   
    【真崎】地球市民として「現実」をどのように把握すべきなのだろうか? ポスト構造主義的な立場にたって考察する。
  3. 授業計画    
    初回のイントロダクションのあと、7人の専任教員がそれぞれ3回ずつ(庄司のみ2回)授業を担当する。間に5回の公開合同セミナーを行い、専任教員および外部からの講演者の話題提供にもとづいて議論をおこなう。この際には「地球社会論と地球市民学」(庄司担当)の授業時間と合同で、18時10分から21時20分まで2コマ分の時間を使う。全教員および全院生が参加するほか、学内外からの参加を歓迎する。
  4. 授業方法    
    講義と議論を中心とする。具体的な方法は各教員がイントロダクションで説明する。
  5. 評価方法    
    出席を含めた授業への積極的な参加と各教員の出す課題にもとづくレポートその他で評価する。
  6. 教科書・参考書    
    授業中に各教員が指定したり、プリントを配布したりする形で、提供する。

また、新しい学「地球市民学」の内容については、一例として庄司興吉の地球市民学とはどんな学問か?(pdfファイル)をご覧下さい。
庄司興吉編著『地球市民学を創る:地球社会の危機と変革のなかで』(東信堂)も出しています。こちらもどうぞご覧ください。

そのほか専攻の内容については、地球市民学専攻のページをご覧ください。

新年度の科目等履修の受付は4月第1週の予定ですので事前に学務課の科目履修担当(03-3447-5551で呼び出し)に電話でお確かめのうえ、ご相談ください。

お問い合わせは、大学院研究室の地球市民学専攻担当助手(Tel. 03-5421-4135)まで、お願いします。