清泉女子大学大学院は設置以来男女共学で、地球市民学専攻も男女共学です。
地球市民学専攻は、社会人としての平均的な勤務をしている人でも、所定の最低年限(2年)で学位が取れるよう、月~金曜日の午後6時10分以降と土曜日の午前午後に授業時間を設け、主な授業をその時間帯に行います。
- 地球市民学は「地球的に考え、それぞれの持ち場で活動する」人びとのための、新鮮で、筋の通った、実際的な学問です。地球市民学専攻は、この学問の研究と教育のために、男女を問わず、学部新規卒業者ばかりでなく、さまざまな社会経験と未来への志を持つ人びとのために設置された、新しいタイプの大学院修士課程です。
- 授与される学位は修士(地球市民学)です。地球的視野と地球社会に関する専門知識と相応のコミュニケーション能力とをもって、国内外で具体的に活動する人のための学位です。
- 平和、開発、環境、人口などの諸問題、およびこれらに関わる組織などについての専門知識と、英語などによるコミュニケーション能力とを持ち、国際組織、中央・地方政府機関、企業、NGO、NPOなどで積極的役割を果たす人材を育成します。
カリキュラムは、地球市民学についての必修科目のほか、選択科目として地球社会関係、多文化理解関係(英語・日本語などによるコミュニケーションと文化理解)、およびフィールドワーク(国内外の調査)の3種からなります。 研究テーマに応じてこれらを組み合わせて32単位以上(通年科目で8つ程度)をとり、英語あるいは日本語で修士論文を書き(どちらで書くかは自由)、審査に合格すれば学位が授与されます。
2006年度の修士論文
●多文化共生をめぐって:カトリック教会における共生への歩みを中心に
●在日定住外国人のシティズンシップ:地球市民学的立場からの一考察
2007年度の修士論文
●教育支援と内発的発展の可能性:カンボジアのNGO活動を事例として
●地球市民社会におけるボランティア活動の意義:関係性を中心に
●地球市民にとってコミュニティとは?
●地球市民教育を学校現場に:高等教育への導入に向けて
2008年度の修士論文
●国際理解教育における地域の人材の活用
2009年度の修士論文
●平和の文化を創る―コンフリクト・リゾリューションのビデオ教材化を題材に―
取得可能な資格
中学校教諭専修免許状
外国語[英語]
高等学校教諭専修免許状
外国語[英語]、公民
※他専攻の定められた科目を修得する必要があります。
科目構成
必修科目
地球市民学総合演習:
地球市民学の諸相
選択科目
地球社会関係科目
地球社会演習:
地球社会論と地球市民学
環境と開発の政治経済
地球社会の政治状況
地球社会とキリスト教
地球社会特殊研究:
地球社会とジェンダー問題
地球社会と情報化の諸側面
国際協力をめぐる法的諸問題
多文化理解関係科目
多文化理解演習:
通訳コミュニケーションの諸問題
言語コミュニケーションの諸問題
Comprehensive Peace Education(包括的平和教育)
多文化理解特殊研究:
多文化的公共空間の創出
国際労働力移動とエスニシティ問題
地域・事例等研究指導Ⅰ~Ⅶ
フィールドワーク
調査演習Ⅰ(海外、アジア・アフリカ地域)
調査演習Ⅱ(海外、アジア地域)
調査演習Ⅲ(国内、各地)
調査演習Ⅳ(海外、アジア地域)
専任教員
*平成22年度の授業担当者です。
- 相亰美樹子 教授
- 塩谷惇子 教授
- 庄司興吉 教授
- 鈴木直喜 教授
(地球市民学専攻主任) - 松井ケティ 教授
- 真崎克彦 准教授
地球市民研究認定プログラム
大学院地球市民学専攻では、地球市民研究認定プログラムを始めました。
地球市民になろうとする人たちのための新しいクラスです。男女共学・社会人向けです。
これは、専任教員全員が担当する「地球市民学の諸相」(4単位)のほか、専任教員の担当する授業のなかから好きな2科目(8単位を選び、合計3科目12単位を取れば、地球市民研究認定証を与えるという新しい制度です。



