| 大和物語とは平安時代中期の歌物語であり、作者は不明。伊勢物語とともに歌物語の代表とされる。 | |
| 内容は173段にわたる歌語りの集成である。前半は宇多天皇退位当時の宮廷に生まれた歌語りを主とし、後半は姥捨山、生田川説話などの伝承が多くとり入れられている。 | |
| 伝本は、二条家本系統と六条家本系統とに大別される。前者に属する弘長元年写の藤原為家筆本が最善本とされており、従来流布した定家(ていか)本もおおむね二条家本である。 | |
| 今回撮影した貴重書は、故高橋正治先生が所蔵されていた二条家本系統の伝為氏筆本大和物語系統に属する本文を持つ元和寛永頃の写本である。 |
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