| マザーグースに関するパスファインダー |
| このパスファインダーは、「マザーグース」について調べたいときや、レポートや論文を書くために必要な情報・資料の収集をお手伝いする「道しるべ」です。このパスファインダーには図書館の資料や、インターネット上に提供されている文献、データベース、出版情報やリンクなど選りすぐりの資料・情報が掲載されています。ここに紹介した以外にも情報・資料はたくさんあります。このパスファインダーを道しるべとして自分自身でさらに調べを進めてください。また、わからないことは図書館員にお尋ねください。 |
| A:マザーグースとは |
| マザーグースとは、イギリスやアメリカの伝承童謡集の俗称です。イギリスでは〈nursery
rhymes (子ども部屋の歌) 〉と呼ぶのが普通です。 この俗称の起源は、1765 年ころニューベリーJohn Newberyが出版した童謡集《がちょうおばさんの歌Mother Goose ’ s Melody》にあるといわれています。日本では、北原白秋 (《まざあ・ぐうす》1921) から谷川俊太郎 (1975) に至る翻訳によって、〈マザーグース〉の呼称が定着しました。 〈ロンドン橋が落っこちる〉 〈だれがコマドリを殺したの〉 〈10 人の黒人少年〉 〈ジャックの建てた家〉など、世界的に有名な童謡を含めて、今日 800 余編が収集されています。 〈ハンプティ・ダンプティ〉のように、欧州各国に共通して見いだされる童謡もあります。 遊び歌、数え歌、早口ことば、アルファベット歌、なぞ、短い物語などに、ノンセンス、グロテスク、風刺、宇宙的感覚が満ちあふれていて、英語圏文化をよく理解するには、童謡の知識が不可欠といわれるゆえんでもあります。 (『平凡社大百科事典』より抜粋) |
| B:キーワードと分類 |
| マザーグースについての情報・資料を調べる際には次のようなキーワードを使います。 児童文学、イギリス童歌(わらべうた)、イギリス童謡、ルイス・キャロル、北原白秋、Nursery rhymes、 Mother Goose |
| また、図書館の書架を調べる際には、次の分類番号を手がかりに調べるとよいでしょう。 和書 : 931(英米文学・詩)、909(児童文学研究) 洋書 : 398.8(Nursery rhymes) |
| C:包括的な情報 |
| マザーグースとは何かについて、包括的な情報を得るには百科事典や専門事典が便利です。また、インターネットからも包括的な情報が得られます。 <百科事典> 世界大百科事典』(平凡社、2007年版)27巻 【請求記号:031/Se22/27A 所在:1F参考図書】 「マザーグース」(27巻 31ページ) マザーグースについて基本的な情報や童謡の歴史についても書かれています。 |
| 《JapanKnowledge》 データベース ※学内専用です 辞事典の検索を行うと『日本大百科全書』では、「マザーグースの歌」としてヒットします。 マザーグースが、イギリス人やアメリカ人の言語感覚の基盤になっていることを知ることができるほか、 関連サイトや参考文献を知ることができます。 |
| <インターネット> 「大好きマザーグース」 (http://www2u.biglobe.ne.jp/~torisan/) マザーグースについて書かれているほか、マザーグース辞書のページがあります。またおすすめの本やCDを見ることができます。 |
| D:入門書と専門書 |
| マザーグースについての入門書には次のような図書があります。 <入門書> 『マザーグース案内』 / 藤野紀男著, 1987年 【請求記号:931/F64 所在:B1F開架】 代表的な唄のかずかずを選び、テーマ別にまとめて、わかりやすく説明した、マザーグースの入門的本です。 『マザーグースの唄』 / 平野敬一著, 1972年 【請求記号:080/CS/275 所在:2F文庫・新書】 日本へのマザーグースの紹介に関することからイギリス伝承童謡の特色まで、マザーグースについて幅広く書かれた本です。 |
| マザーグースについて、さらに詳しく研究しようとする人には、次のような専門書をお勧めします。 <専門書> 『もっと知りたいマザーグース』 / 鳥山淳子著, 2002年 【請求記号:931/To69 所在:B1F開架】 マザーグースが、実際に映画や小説などでどのように引用されているかを詳しく解説している本です。 『マザーグースと日本人』 / 鷲津名都江著, 2001年 【請求記号:931/W44 所在:B1F開架】 マザーグースの日本伝来から、日本文学とマザーグースとの関係について書かれているほか、 日本におけるマザーグース研究についても書かれている本です。 |
| E:参考図書 |
| マザーグースについては、次のような参考図書があります。 『マザー・グース事典』 / 渡辺茂編著, 1986年 【請求記号:931/W46 所在:B1F開架】 マザーグースについて、いろんな視点から項目を網羅し、読みもの風に解説を加え、イラストも豊富な事典です。 『マザーグースイラストレーション事典』 / 夏目康子,藤野紀男編著, 2008年 【請求記号:931/N58 所在:B1F開架】 18世紀から20世紀初頭までのイラスト約1050点を、70編の唄ごとに概観できるほか、イラストレーターの解説もついた事典です。 |
| F:専門雑誌 |
| マザーグースに関する専門雑誌、学術雑誌には次のようなものがあります。 「マザーグース研究」 / マザーグース学会(隔年刊) マザーグース学会サイト 図書館に所蔵無し 日本のマザーグース学会の研究誌で、研究論文と資料が掲載されています。 「児童文学世界」 / イギリス児童文学会(1978年−1990年 計10冊刊行) 【所在:B2F和雑誌架】 イギリスやアメリカの児童文学の論文やエッセイのほか、文献紹介などの掲載もされています。 「Tinker bell」 / イギリス児童文学会(年刊) 日本イギリス児童文学会サイト 図書館に所蔵無し イギリス児童文学に関する論文が掲載されています。 清泉女子大学の先生方も発表されています。 |
| G:学会・協会・研究会 |
| マザーグースに関する学術団体としては次のようなものがあります。 「マザーグース学会」 (http://www.geocities.jp/mothergoosesocietyjp/) 隔年で全国大会を開催し、「マザーグース研究」という専門雑誌も発行しています。 またホームページには、マザーグースライブラリのページもあります。 「日本イギリス児童文学会」 (http://wwwsoc.nii.ac.jp/jscle/kokusai.htm) 学会紀要「Tinker bell」を発行しているほか、毎年研究大会を開催しています。また春と秋に、各支部で例会を開催しています。 |
| H:マザーグースに関する資料・情報を検索する |
| マザーグースについて検索する際には次のようなツールがあります。 ※図書館資料を調べるためのオンラインツールのことを、通称OPAC (Online Public Access Catalog、オパック)といいます。 <OPACで図書を探す> キーワードから、「マザーグース」「Mother Goose」で検索してください。 「マザーグース」で検索してください。 「マザーグース」で検索してください。 「マザーグース」で検索してください。 <データベースで論文・記事を探す> 「マザー グース」で検索してください。 「マザーグース」で検索してください。 「マザー グース」で検索してください。 <インターネットで情報を探す> 「マザーグース」「イギリス 児童文学」で検索してください。 |
| I:インターネット情報資源 |
| このほかにマザーグースに関して有用なインターネット情報源としては次のようなサイトもあります。 「マザーグースの遊び部屋」 (http://mothergoose-room.com/) マザーグースを題材に英語を学ぶサイトです。マザーグースの歌を聴くこともできます。 「ビートルズとマザーグース」 (http://www2u.biglobe.ne.jp/~torisan/beatles1.html) ビートルズの歌においてマザーグースの引用を検証しているサイトです。 |
【閉じる】