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本学の「人文科学研究所」「キリスト教文化研究所」と「品川区」が共催で、春は5月、秋は10月に3週連続土曜日に行っている無料の公開講座です。各分野の専門家の講義を一般の方に聴いていただこうという趣旨の講座です。品川区を通じてお申し込みいただけます。ぜひご参加ください。
第27回土曜自由大学(秋のコース)プログラム
10/10、10/17、10/24の土曜日(全3回)
総合テーマ:「旅」
| 10月10日(土) | |
|---|---|
| 時 間: | 午後1時20分~2時40分 |
| テ ― マ: | 旅と日本人 |
| 講演要旨: | 日本中、いや世界中どこに行っても、日本人観光客はいる。必ずカメラとガイドブックを持ち、常にせかせか歩きまわり、買い漁っている。せっかく日常の慌ただしさから解放されたというのに、なぜ日本人は旅に出てまでこうも忙しく動きまわるのか。今回は「旅と日本人」と題して、日本人の旅のありかたを古代からあとづけてみたい。信仰の旅、生活の旅、観光の旅…各時代の旅を通じて、我々自身をふり返ってみたいと思う。 |
| 講 師: | 清泉女子大学 日本語日本文学科教授 秋本 吉徳(あきもと よしのり) |
| 略 歴: | 奈良市に生まれる。古社寺に囲まれて育ち、当初古建築を学ぶことを志したが、考古学を経て、古代文学研究に落ち着く。古代散文、特に風土記を研究。その一方、伝統芸能「説経節」の伝承者・二代目若松若大夫との出会いから、大衆芸能・放浪芸にも関心を示し、その研究も続けている。 |
| 時 間: | 午後2時50分~4時10分 |
| テ ― マ: | 旅のかたち |
| 講演要旨: | 「地図を持たない、出会いと発見の旅」(桐谷 逸夫) 旅のかたちは様々、と言っても多くの旅には目的地があり、スケジュールに沿って予定を消化して行くだけ、というケースが少なくないのでは。しかし、そんなルールがある訳ではありません。人生も同じです。一度くらい地図も持たず、存分道に迷いながら歩き回ってみてはいかがですか。まずは私の経験談をお聞き下さい。 「私の人生を変えた、日本の魅力」(桐谷 エリザベス) 約30年前、生まれて初めて旅人としてやって来た日本で目にしたのは、刺激にあふれた日本の伝統文化や、人々の暮らし、例えば銭湯や人情豊かな下町の生活などでした。一年間の休暇のつもりで来た私の人生を変えた日本と、日本で経験した数多くの旅の魅力についてお話しようと思います。 |
| 講 師: | 画家 桐谷 逸夫(きりたに いつお) フリージャーナリスト 桐谷 エリザベス(きりたに えりざべす) |
| 略 歴: | 〈桐谷 逸夫〉 早稲田大学商学部、文学部美術専修卒業。ミュンヘン、ボストンなどで絵を学ぶ。東京、ニューヨーク、シカゴ、上海などで展覧会。10代の頃から旅が好きで、今も気ままな旅や街歩きを続けている。 〈桐谷 エリザベス〉 アメリカ、ボストン出身。ホイートン大学卒業。ハーバード大学医学部で心臓と肺の研究をすると同時に、同大学付属病院で血液専門家として働く。1979年来日。NHK総合テレビ2か国語放送アナウンサー。読売新聞コラムニストなど。 |
| 10月17日(土) | |
|---|---|
| 時 間: | 午後1時20分~2時40分 |
| テ ― マ: | 越境―内なる他者と出会う旅 |
| 講演要旨: | 越境とは、存在は知られているものの、あえて踏み込まない領域に自ら身を投じて、積極的に他者と出会う旅である。来年、建国200周年を迎える若い国アルゼンチンでは、ヨーロッパ文化の圧倒的影響力に対抗して、土着の価値を再発見することを通じて、国民文化が模索された。民衆の音楽やダンスに目を向けて、土着の価値を再創造しようとつとめた、アンドレス・チャサレータとアタワルパ・ユパンキの越境の旅の意義を考えてみたい。 |
| 講 師: | 清泉女子大学 スペイン語スペイン文学科准教授 長野 太郎(ながの たろう) |
| 略 歴: | 川崎市に生まれる。高校時代に中南米の音楽と出会う。大学時代に親戚を頼って中南米に渡航し、10ヶ月余り滞在。帰国後、迷った末に、中南米研究を志し、東京大学教養学部中南米分科、同大学院総合文化研究科地域研究専攻課程に学ぶ。NHKBS放送通訳。旅とダンスを通じた越境行為の実践と研究の両立を目指している。 |
| 時 間: | 午後2時50分~4時10分 |
| テ ― マ: | 世界の旅―自然と人と神との出会い― |
| 講演要旨: | 私は遺伝学を専攻し、ここ50年間遺伝進化、遺伝資源の探索で、北アメリカ、ヒマラヤ、雲南、オーストラリアの旅を実施してきた。それらの地には、さまざまな自然が展開し、それに対応して動く人間の姿が見られる。 日常の暮らしでは、食糧の問題が最も重要である。たとえばネパールでは、1日2食のカレーご飯であったが、若奥さん、おばあちゃんが異なった香辛料を匙加減も違えて、豊かな献立を作っている。決して豊かではないが、貧しくはない。そこには、自然の動きを畏敬の念をもって享受し、生活の根底に「活きづく宗教」が存在することを悟った。 |
| 講 師: | 東京女子大学名誉教授 福田 一郎(ふくだ いちろう) |
| 略 歴: | 香川県出身。北海道大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。米国カリフォルニア大学バークレイ大学院ポスト・ドクトラル課程修了。東京女子大学文理学部教授。カナダ・マギル大学、米国・ローズ大学客員教授等を経て、現在アジア生態学研究所長、親学会会長。 著書:『応用遺伝学』(裳華房)、『文明と遺伝』(勉誠社)、『コメ食の民族誌』 (中公新書)、訳書:『タマリン遺伝学』(培風館)。 |
| 10月24日(土) | |
|---|---|
| 時 間: | 午後1時20分~2時40分 |
| テ ― マ: | 旅してわかるアフリカ |
| 講演要旨: | 仕事目的で旅行した国は50を超えるが、「旅」で思い出すのは、25年前、南部アフリカをローカルバスで移動した経験である。同じ場所を訊ねるのでも、移動手段の違いで、全く異なる経験をする。個人の車や飛行機での効率的な移動では、わからない世界が、ローカルのバスに乗り込むことで見えてくる。旅が、その非効率性ゆえに提供する重要な意味や価値を、昨年久しぶりに経験した、アフリカ・バスの旅を踏まえ、考えてみたい。 |
| 講 師: | 清泉女子大学 地球市民学科教授 鈴木 直喜(すずき なおき) |
| 略 歴: | 東京理科大学理学部物理学科卒業後、アフリカのマラウイへ、青年海外協力隊の理数科教師として赴任。その後、NGO現地代表としてエチオピアで緊急援助に従事し、アフリカが東西の戦場になっている現実に直面。この問題を解く鍵を求めてアメリカへ留学し、コーネル大学都市地域計画学科でPh.D.取得。現在、様々なNGO活動に関わっている。 |
| 時 間: | 午後2時50分~4時10分 |
| テ ― マ: | 全国700ヶ所の商店会を旅して―まちづくり・人づくり― |
| 講演要旨: | まちの整備をして、きれいにすることも大切だけれど、中身から豊かにしていかなければ人は集まってこない。それには一人一人が元気を出して、本気でやろうとすることが必要なのです。本音で話し合いながら、すぐに行動に移し汗をかく。本音でぶつかることで波風をおこし、まわりにさざ波を送ることで船を動かす。船が動かなければ向もかわらないのだから。今、地方の一番の敵は、大型店や景気や行政の政策ではなく、怠けてもうダメだと思う心なのです。 |
| 講 師: | 品川区商店街連合会副会長 綱嶋 信一(つなしま のぶかず) |
| 略 歴: | 1949年、東京都品川区大崎生まれ。専修大学経営学部経営学科卒。昭和60年大崎駅西口商店会創立初代会長(36歳)、平成7年品川区商店街連合会副会長、元東京都コミニテ・リーダ座長、しながわ観光協会常任理事、大崎周辺まちづくり協議会副会長等25以上の肩書きを持つ。しながわ夢さん橋実行委員長(22年間)。 |
お申し込み方法
| 会場 | 清泉女子大学 2号館4階 240教室 |
|---|---|
| 対象 | 16歳以上で受講を希望される方 |
| 受講料 | 無料 |
| 定員 | 250名(抽選) |
| 申込方法 | 往復はがきに「清泉女子大学土曜自由大学受講希望」と明記し、 住所・氏名(ふりがな)・年令・性別・電話番号をご記入の上、 〒140-8715 品川区広町2-1-36 品川区文化スポーツ振興課 生涯学習係 までお送りください。 |
| 申込期間 | 9月1日(火) ~ 9月18日(金) 〈必着〉 |
| お問合せ | 03-5742-6837(直) 品川区文化スポーツ振興課 生涯学習係 03-3447-5551(代) 清泉女子大学 キリスト教文化研究所 |
*受講には、品川区教育委員会発行の受講証が必要です。受講を希望される方は、必ず申込み手続きをお取りくださいますようお願いいたします。
*お申し込みに際し、いただいた個人情報は、①出席簿の作成、②事務連絡、③統計資料作成を目的に使用させていただきます。



