
気軽に参加していただくことができる1日講座も2009年度最後になりました。
実吉典子先生の『地球市民学との出会い-通訳者の視点から-』が行われた当日の朝、雨が強く降っており、スタッフ一同この雨が受講生たちの足を止めてしまわないかと心配をしましたが、13:30に始まってみると会場はいっぱいになっていました。
通訳者という仕事とは、という基本から実吉先生は話をはじめ、ご自身の経験も交えながらぐんぐんと聴衆をひきつけていきます。
住む世界が違い、言語が違い、もちろん文化も違う発言者たちの間に立って、お互いをよりよくわかりあうための大事な役割を果たす通訳者。そういう立場にいるからこそ見えてくるコミュニケーションを取ることの大切さ、理解し合うことの重要さ、そうしてその難しさ。
こうした経験が他の先生方とともに実吉先生が本学で「地球市民学科」という、とても珍しい学科を立ち上げた動機になったのだと、お話が進むうちに聞いている私たちにもわかってきます。通訳者としての必要な「グローバルな広い視点と知識」、「相手を理解したいと願う心」そしてそれを「実践する行動力」。まさに地球市民学科の根底を流れる精神と同じなのですね!
本当に、あ! という間の1時間半。質疑応答も活発に行われ、充実した時間を過ごすことができた1日でした。