
どこまでも澄み渡った秋空・・やっとこんな清々しい季節を迎えました。今日はラファエラ木曜講座の俳句教室にお邪魔させていただいています。教室の窓から見える秋の空、紅葉し始めた木々、澄んだ風・・どれをとっても俳句の材料となりそうなのになかなか十七文字に表すことは難しいことです。
俳句の講師は俳誌(さいかち)主宰の高岡すみ子先生です。今日の授業では擬人法について講義していらっしゃいました。例としての句を取り上げ、丁寧に俳句のルールを教えて下さいます。たった十七文字。五文字が季語としたら残り十二文字に気持ちや思いを凝縮するのですから、やはり技法が必要なのですね。言葉を省略するからこそ、約束事も必要になる・・そうした先生の丁寧な講義を前提に、『最も研ぎ澄まされた短い詩歌』としての俳句を皆さん熱心に学ばれて作っていらっしゃいました。
講座生のお一人にお聞きしたところによりますと、先生は吟行(俳句を作るために郊外や名所へ出向くこと)の中で俳句を作ることを大切にしてらっしゃるそうです。目で見て、肌で感じて、音を聞く、普段見えなかったものが見え、創作意欲がわくのでしょうね。私もこの空を見上げて一句詠みたいところです。
そしてもうひとつ、講座生が話して下さったのは、先生の句は女性的な優しさが溢れる句だということです。日々の生活の中で一人の女性として感じる表現。授業中にも遠く離れたお孫さんの標語が表彰された事を笑顔で話され、お孫さんのかわいい5・7・5をお披露目下さった姿は、まさにお人柄が表れています。
この機会に高岡先生と十七字に思いをこめて・・自分だけの十七字を作ってみませんか?