清泉女子大学

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土曜自由大学

春と秋の土曜日に行っている無料講座「土曜自由大学」のご案内です。

土曜自由大学とは

本学の「人文科学研究所」「キリスト教文化研究所」と「品川区」が共催で、春は5月、秋は10月の土曜日に行っている無料の公開講座です。各分野の専門家の講義を一般の方に聴いていただこうという趣旨の講座です。品川区を通じてお申し込みいただけます。ぜひご参加ください。

土曜自由大学(春)

第35回土曜自由大学(秋のコース)プログラム

 ~テーマ「ふるさと」~

10月7日(土)


13:10~開講式挨拶
清泉女子大学 キリスト教文化研究所所長  竹田 文彦(たけだ ふみひこ)

13:20~14:40●テーマ

 民俗学における「ふるさと」
   ―椎葉村と遠野郷と柳田国男に触れて―



●講演要旨
「ふるさと」という言葉では、生まれ育った土地、昔なじみの場所、精神的なよりどころなどを語ることができます。その伝では、民俗学という、人々の日々の暮らしぶりを生活文化として研究の対象にする学問にとっても、二つの「ふるさと」があります。椎葉村(宮崎県)と遠野郷(岩手県)です。柳田国男による民俗学は、1910年の前後に、彼がこの地の民俗を『後狩詞記』と『遠野物語』にまとめたところから起こっています。この講座では、その民俗学発祥の地の昔と今をご紹介し、その後の民俗学が、みずからの「ふるさと」にどう向かい合ってきたかをお話ししようと思います。

●講師
 清泉ラファエラ・アカデミア講師  和歌森 民男(わかもり たみお)
1946年、東京都に生まれる。東京教育大学文学部及び同大学院で歴史学を学ぶ。日本史研究、日本民俗学、歴史教育を専攻する。NHK教育テレビ放送講師、自治体における市民講座講師、桐朋学園大学短期大学部教授、同学長、日本民俗学会理事、文部省学術審議会専門委員等の職を歴任。1995年より2017年3月まで、清泉女子大学文学部に文化史学科の非常勤講師として勤務。共編著書に『霧社事件』『日本荘園史』『講座・歴史教育』『高校日本史』(高等学校教科書)などがある。

14:50~16:10

 
●テーマ
 
 命のビザ  


●講演要旨
 第二次世界大戦開戦前夜ともいうべき時期に、東欧の小国リトアニアのカウナスに赴任した外交官杉原千畝。日本人が一人もいないところに領事館を開設し、約1年を一家で過ごす。そこで偶然目の当たりにしたものは故郷を追われるポーランド系ユダヤ難民であった。千畝に渡航の為の通過ビザを求めるユダヤ難民たち。悩んだ末、千畝はその難民救済に独断で尽力する。ユダヤ難民はその後第三国に渡り、数少ない生存者となる「命のビザ」の話である。

●講師
 NPO杉原千畝命のビザ副理事長  杉原 まどか(すぎはら まどか)
神奈川県藤沢市生まれ。
杉原千畝の孫。千畝・幸子の長男弘樹の長女にあたる。
清泉女子大学卒業後、大手保険会社を経て2012年から特定非営利活動法人杉原千畝命のビザの副理事長。
兄、千弘は同NPOの理事長。
現在は千畝の業績を広める活動等、国内を中心にパネル展、同NPO顧問の母美智と講演会などを行っている。
講演会では家族から見た千畝についても語る。

10月14日(土)

13:20~14:40

 
●テーマ
 
 パレスチナと故郷喪失者の文学
    ―エドワード・サイードの場合―



●講演要旨
中東のパレスチナ人の自由と権利を奪うべく圧倒的な暴力をふるい続けるイスラエルを前にして、故国を離れアメリカで生きたパレスチナ出身のアラブ系知識人エドワード・W.サイード。彼は土地を奪われ追放されるなどして抑圧されている人たちの側に常に立ち、権力の横暴に抵抗し真実を語り続けることが文学の、ひいては知識人の使命だと考えた人です。そんなサイードの生涯や思想に触れながら、「故郷喪失者にとっての『ふるさと』はどこにあるのか?」について考えます。

●講師
 清泉女子大学英語英文学科准教授 米谷 郁子 (こめたに いくこ)
英国バーミンガム大学で英文博士号取得。
専門はシェイクスピアをはじめとする初期近代英国演劇、批評理論。最近のテーマは動物論、忠告文学の系譜。
主な業績:『今を生きるシェイクスピア―アダプテーションと文化理解からの入門』(研究社、2011年)、『愛の技法-クィア・リーディングとは何か』(中央大学出版部、2013年)、『甦るシェイクスピア-没後四〇〇周年記念論集』(研究社、2016年)。

14:50~16:10

 
●テーマ
   
 甘えの場としてのふるさと
   ―寅さんとイエスの場合―


             
●講演要旨
 故郷を捨てたフーテン、寅さんとイエス。2人にとって古里は何処か?人は生きてゆくために「甘え」が必要である。それは甘やかしや甘ったれとは異なる、本来的意味での甘えである。寅さんにとっての古里である、葛飾柴又や「とらや」という家族、そして妹さくら。一方、イエスにとっての古里である、ナザレや母マリア。それらは果たして甘えの場であったか?
 故郷を捨てた旅人、寅さんとイエス。そのふるさとは、いずこ?

●講師
 
清泉女子大学文化史学科教授 カトリック司祭 米田 彰男(よねだ あきお)
1947年松山に生まれる。カトリック系愛光高校在学中、神父になることを決意。漂泊の5年間、今はなき「蟻の町」(江東区)等で働く。信州大学理学部卒業後、海外で10年間、スイスのフリブール大学等で哲学・神学・聖書学を学ぶ。現在、清泉女子大学で聖書学やラテン語、聖アントニオ神学院で秘蹟論、特にミサについて講義。著書に『神と人との記憶―ミサの根源』(知泉書館)、『寅さんとイエス』(筑摩書房)。

申し込み方法

必要事項往復はがきに「清泉女子大学"土曜自由大学"受講希望」として、
以下をご記入のうえ、下記宛にお送りください。
・住所
・氏名(ふりがな)
・年齢
・性別
・連絡先電話番号

〒140-8715  品川区広町2-1-36
  品川区文化観光課  生涯学習係 まで
申込期間(秋のコース) 9月1 日(金)~ 9 月22日(金) 〈必着〉

受講にあたって

受講料無料
受講対象者 16歳以上で受講を希望される方
定員 300名(抽選)
会場清泉女子大学 2号館4階 240教室
受講上の注意・受講には品川区発行の受講証が必要です。
 受講を希望される方は、必ず申込手続きをお取り下さいますようお願いいたします。
・いただいた個人情報は(1)出席簿の作成(2)事務連絡(3)統計資料作成を目的に
 使用させていただきます。
お問い合わせ先

品川区文化観光課 生涯学習係    TEL:03-5742-6837(直) FAX:03-5742-6893 
清泉女子大学 キリスト教文化研究所 TEL:03-3447-5551(代)

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