清泉女子大学

  • English
  • Español
  • 文字サイズ
  • -
  • +
seisenポータル

トップ >  土曜自由大学 > 土曜自由大学

土曜自由大学

春と秋の土曜日に行っている無料講座「土曜自由大学」のご案内です。

土曜自由大学とは

本学の「人文科学研究所」「キリスト教文化研究所」と「品川区」が共催で、春は5月、秋は10月の土曜日に行っている無料の公開講座です。各分野の専門家の講義を一般の方に聴いていただこうという趣旨の講座です。品川区を通じてお申し込みいただけます。ぜひご参加ください。

土曜自由大学

第36回土曜自由大学(春のコース)プログラム

5月12日(土)


13:00~開講式挨拶
清泉女子大学 人文科学研究所長  木村 琢也(きむら たくや)
品川区 文化観光課長       立川 正(たちかわ ただし)

13:10~14:40●テーマ

[美術史上の巨匠1]

興福寺北円堂の諸像
 ―巨匠運慶の造形世界―


●講演要旨

興福寺北円堂の鎌倉再興造像は承元2年(1208)暮れに始められました。安置する仏像は弥勒三尊、四天王、二羅漢の計9体。造像には運慶が率いる仏師団があたり、建暦2年(1212)の初めには諸像が完成していたようです。北円堂には弥勒仏、二羅漢(無著・世親)が現存します。四天王は、昨春まで南円堂に安置されており、落慶まぢかの中金堂に最近移された像がこれにあたります。これらの像をみつめて、日本仏像史上最大の巨匠運慶の集大成ともいうべき造形世界を検証したいと思います。

●講師

清泉女子大学文化史学科教授  山本 勉(やまもと つとむ)

1953年横浜市生まれ。東京芸術大学大学院博士後期課程中退。東京国立博物館彫刻室長、同教育普及室長などを経て現職。東京国立博物館名誉館員。文化審議会文化財分科会第一専門調査会委員。著書に『仏像のひみつ』『続仏像のひみつ』(朝日出版社)、『運慶―時空を超えるかたち―』(監修、平凡社)、『運慶―リアルを超えた天才仏師―』(共著、新潮社)、『仏像 日本仏像史講義』『日本仏像史講義』(平凡社)、『運慶・快慶と中世寺院』(編著、小学館)、『運慶×仏像の旅』(監修、JTBパブリッシング)、『運慶大全』(監修、小学館)など。


14:50~16:20

 
●テーマ

[美術史上の巨匠2]

巨匠ベラスケスの挑戦
 ―静かなる絵画革命―


●講演要旨

ベラスケスは17世紀スペインで、フェリペ4世寵愛の宮廷画家兼廷臣として活躍、近代絵画の祖マネをして「画家たちの画家」と呼ばせしめる画期的な作品群を遺しました。しかし、彼の作品はその人生と同様、粗野にして平明、簡潔にして深奥的であり、その偉大さを理解することはそれほど容易ではありません。ベラスケス展を機に、その人生と芸術の真実を明らかにできればと思います。

●講師

早稲田大学名誉教授  大髙 保二郎(おおたか やすじろう)
 

香川県生まれ。マドリード大学哲・文学部大学院博士課程留学を経て、早稲田大学大学院博士課程満期退学。専門はスペイン美術史、バロック美術。著書『ベラスケス』(中央公論社)、ピカソ美術館4『戦争と平和』(集英社)、『スペイン 美の貌』(ありな書房)、共著『もっと知りたいエル・グレコ』(東京美術)、共編訳書『ゴヤの手紙―画家の告発とドラマ』(岩波書店)、「プラド美術館展」共同監修・執筆(東京都美術館、2006)、「ゴヤ―光と影展」監修・執筆(国立西洋美術館、2011)など。


5月26日(土)

13:10~14:40

 
●テーマ

生きる知恵の伝達
 ―教育の意味するもの―


●講演要旨

「人格の完成を目指す」、これが教育の目的のひとつにあげられています。教育は子どもの人格形成に多大な影響を与えることになるのでしょうか。また、そうあらねばならないのでしょうか。教育は「重い」ばかりではなく、「楽しい」ものでもあります。子どもに生きる力を与えるものです。子どもの成長が感じられたときの喜びは他に代え難く、苦労や悩みなど一瞬にして消滅します。教育に無縁の人はいません。誰もが、どこかで直面する営みです。わかっているようでうまく表現できない「教育」をテーマに、思い出したり、見直したり、あらためて考える時間を共有しましょう。

●講師

元清泉女子大学教職課程教授  榊原 博子(さかきばら ひろこ)

1948年東京都生まれ。東京理科大学薬学部卒。東京都公立中学校教員、同校長を定年退職後、独立行政法人科学技術振興機構エキスパート。2013年4月より清泉女子大学文学部教授。文部科学省教科用図書検定調査審議会委員、同第4部会長、TIMSS国内専門委員、全日本中学校長会幹事、世田谷区教育委員会教育委員、同委員長職務代理者などを歴任。現在は仁愛女子高等学校グローバルサイエンスコースアドバイザーを担当している。


14:50~16:20

 
●テーマ

中国と西洋列強の力関係の変化
 ―『論語』の翻訳から―

             
●講演要旨
中国は歴史的には、自己の文化を最高とし異文化の価値を認めようとしない。例えば、仏教においては、布教のために典型的に中国風に「同化」する工夫を見ることができる。しかし、17世紀のイエズス会による布教から19世紀の英国国教会の布教の過程で、初期の「同化」の手法がやがて否定されてくる。『論語』の英訳を通じて、西欧の中国伝統文化の受容の変化を垣間見るとともに、東と西の国際的環境の歴史的変化を考えてみたい。

●講師
清泉女子大学名誉教授  春日井 明(かすがい あきら)

中国古代史を中心とする東アジア古代・中世文化史を専攻。1942年、東京の下町に生まれる。東京大学文学部卒、同大学院博士課程修了。著書に、『カレンダー世界史』(岩波書店)、監修と解説『漫画・中国の歴史』(集英社)、訳書『中国古代甲冑図鑑』(上海古籍出版社)など。


申し込み方法

必要事項往復はがきに「清泉女子大学"土曜自由大学"希望」として、
以下をご記入のうえ、下記宛にお送りください。
・住所
・氏名(ふりがな)
・年齢
・性別
・連絡先電話番号

〒140-8715  品川区広町2-1-36
  品川区文化観光課  生涯学習係 まで
申込期間(春のコース)4月2日(月)~ 4 月20日(金)〈必着〉

受講にあたって

受講料無料
受講対象者16歳以上で受講を希望される方
定員300名(定員を超えた場合は抽選)
会場清泉女子大学 2号館4階 240教室
受講上の注意・受講には品川区発行の受講証が必要です。
 受講を希望される方は、必ず申込手続きをお取り下さいますようお願いいたします。
・いただいた個人情報は(1)出席簿の作成(2)事務連絡(3)統計資料作成を目的に
 使用させていただきます。
お問い合わせ先

品川区文化観光課 生涯学習係 TEL:03-5742-6837(直)  FAX:03-5742-6893 
 

TOP