1年次生が振り返るAO入試・Global Citizen育成型入試・奨学生入試

新型コロナウイルス感染症収束の見通しが立たない中で行われた2021年度入学試験。
どのような対策をして受験を乗り越えたのか、AO入試・Global Citizen育成型入試・奨学生入試に合格した2021年4月入学の1年次生が自身の体験を振り返ります。

AO入試 体験談

hondaスペイン語スペイン文学科1年
本田燦 さん
※学年は取材時のものです。

Q1.清泉女子大学および所属の学科を志望した理由やきっかけを教えてください。

スペイン文学を通してスペインの「女性」の在り方について学び、駒井睦子先生のご指導の下、文学とフェミニズムを研究していきたい。そして、将来多様な視点を持った逞しい女性のリーダーになれたらと思い、志望しました。
私は高校2年生の9月から10ヶ月のスペイン留学をして、その時に現地の若者らの社会参加に対する意識の高さに触発され、仲間と共に研究や活動を進めて行く中で、スペインが抱える女性問題に興味を持ちました。スペインには多くの有名なフェミニストが生まれていて、彼女らが生きた時代の状況や心情を明確に読み取れる文学作品について大学で研究し、これからの女性の在り方に活かしていきたいと熱望したからです。

Q2.志望校を決めたのはいつ頃ですか?

高校3年生の夏、日本に帰国してすぐです。ただ、その前にスペイン留学中の高校2年生の3月に、清泉女子大学スペイン語スペイン文学科が主催した「第1回高校生スペイン語スピーチコンテスト」に出会い、先生方の非常に丁寧な生徒への対応に感激し、自分の将来の夢と先生方の研究や専門が合っているなと感じました。
留学

Q3.なぜその入試制度にチャレンジしたのですか?

AO入試の出願資格を満たしており、大学入学共通テストのように筆記試験だけでは自分の実力を最大限伝えられないと思ったからです。留学経験を活かしたコミュニケーション能力を活用できる、口頭試問のあるAO入試を選びました。
スペイン留学(カディス)

Q4.受験対策として取り組んだことや、アピールした点を教えてください。

AO入試は帰国してから3ヶ月程経った時期に試験が行われたため、自分の一番の強みであるスペイン語を忘れないようにスペイン人の友人とSNSで頻繁に会話しました。また、自己分析に取り組み、自分の将来を幾度も見つめ直しました。私が口頭試問で特に主張した点は、スペイン留学を通して学んだこと、取り組んだこと、またそれらをどのように清泉の学びと共に、将来、活用していきたいか明確にすることでした。しかし、文学部である清泉女子大学と、いかに留学経験や将来の夢を結びつけるかで苦戦しました。そこで、帰国後は短期間で多くのスペイン語圏の文学作品を読んだり、高校生対象のスペイン語スピーチコンテスト参加者に贈られた本を熟読したりして、留学中に現地で感じたこととそれらを結びつけて考えるなど試行錯誤しました。
スペイン関連本

Q5.受験対策として一番やっておいて良かったと思うことは何ですか?

自己分析です。留学中からAO入試までの間に時間をかけて行ったため、何を学び、また、何をこの大学で得たいか、それらをどう活かしていきたいか。他にも多くの自分への問いを箇条書きし、一つひとつ明確な答えを出しておきました。そのため、口頭試問ではどんな質問が来ても、準備していたことによって発言に自信がつき、迷わず明確な回答ができたと思います。筆記試験では、高校時代の英語ディベートの経験から、論理的に考え、自分の意見を伝える訓練をしていたことが役に立ちました。

Q6.今後、AO入試を目指す受験生へメッセージをお願いします。

AO入試で合格が決まれば、入学までの間、沢山の準備期間があり、時間の余裕が生まれるのですから、今こそ頑張りましょう!常に、思い立った時に行動に移す、やるべき事をドリームリストに残して達成することが大事だと思います。精一杯自分らしさを表現してみてください。応援しています!
AO入試のポイント

  • 出願資格に学習成績の情報(評定平均値)の基準はありません。※一部の学科では、英語外部検定試験等の基準を設けています。
  • 書類審査、小論文、口頭試問により、総合的・多面的に評価し、選考します。
  • 他大学との併願が可能です。


Global Citizen育成型入試 体験談

toyoda地球市民学科1年
豊田しおり さん
※学年は取材時のものです。

Q1.清泉女子大学および所属の学科を志望した理由やきっかけを教えてください。

私は環境問題に関心があり、高校1、2年生の時にマレーシアでのフィールドワークに参加しました。しかし、英語の実力不足や事前学習の不十分さから、活動に悔いが残ったまま終わってしまい、大学でもう一度環境問題について学びたいと考えていました。そこで、清泉女子大学の地球市民学科のカリキュラムにあるフィールドワークや、自分が興味のある分野を深く研究できる専門事例、夏期集中型の外国語研修などの内容に魅力を感じていました。また、清泉のオンライン・オープンキャンパスでは、模擬授業だけでなく、先生や在学生と個別に話せるプログラムがあり、地球市民学科の先生が約40分もの間、丁寧に私の相談に乗ってくださいました。その時に、先生と学生との距離の近さにも強く惹かれ、志望を決めました。

Q2.志望校を決めたのはいつ頃ですか?

高校3年生の夏頃です。オンライン・オープンキャンパスを通じて志望を決めました。
オンラインオープンキャンパス

Q3.なぜその入試制度にチャレンジしたのですか?

当初は一般入試での受験を考えていましたが、Global Citizen育成型入試を知り、この入試制度ならば志望理由書などの提出書類を通じて、高校で研究してきたことや自分がやりたいことをより明確にアピールできると思ったからです。カリキュラム体験型の入試のため、受験時に先生方とも交流の機会があり、直接自分の意見や意欲を伝えられることも、Global Citizen育成型入試の大きな特長だと思います。また、清泉女子大学が私の第一志望校だったため、Global Citizen育成型入試に向けて集中的に対策したいという意思があったのも理由の一つです。

Q4.受験対策として取り組んだことや、アピールした点を教えてください。

1次選考での小論文*対策として、他大学の授業のYouTube動画(私は京都大学のサイト内の動画を参考にしました)などを視聴した後、自分で制限時間を設定して小論文を書く練習をしました。新聞記事などをテーマにした小論文を書くのも効果的でした。限られた時間に小論文を書き切るには、数をこなす必要があるため、色々なジャンルのテーマで練習しました。2次選考では、志望動機や論述用紙(レポート)についての質問や英語での口頭試問(面接)があると知り、まずは自分のレポート内容をしっかり理解し、どのような質問をされるのか予想することに力を入れました。高校で複数の先生方に協力していただき、面接の練習をしました。また、英語の面接対策は、英検2級の二次試験の過去問題を使って練習しました。
*2022年度入試より、筆記試験の名称を、「小論文」改め「ゼミレポート」に変更。

Q5.受験対策として一番やっておいて良かったと思うことは何ですか?

論述課題として必要とされるレポートの内容をより深めることです。常にニュースや時事問題を自分のレポートのテーマと関連づけて捉え、面接の際に話を広げられるようにしました。例えば自分のレポート内容が環境問題についてならば、面接ではレジ袋の有料化やマイクロプラスチックによる環境汚染についての見解など、身近なことを質問されるかもしれないと思い、レポートの情報に加えて、日頃からメディアを使って調べていました。また、面接練習で聞かれたことを記録しておいたことも、本番で役立ちました。

Q6.今後、Global Citizen育成型入試を目指す受験生へメッセージをお願いします。

Global Citizen育成型入試は、他の入試制度とは異なり、自分がなぜこの大学で学びたいのかをピンポイントで伝えることができます。そのため、事前の準備や練習を重ねれば重ねるほど合格に近づきます。大学でどんなことを学びたいのか、なぜそれを学ぶ必要があるのかといざ聞かれてみると答えるのが難しいという人が多いと思いますが、そこで差がつきます。最後まで自分と向き合い、自分の言葉で伝えられるようにしましょう。応援しています!

Global Citizen育成型入試のポイント

  • 募集人員は10名と、地球市民学科では一般入試の次に募集人員が多い入試です。
  • 選考を通じて、地球市民学科の学びを体験できる「カリキュラム体験型」の入試です。「書類審査」、事前学習やゼミ形式の授業受講後の「ゼミレポート」、ならびに「口頭試問(個人面接)」の2段階選考により総合的に選考します。
  • 他大学との併願も可能です。

奨学生入試 体験談

terada日本語日本文学科1年
寺田彩香 さん
※学年は取材時のものです。

Q1.清泉女子大学および所属の学科を志望した理由やきっかけを教えてください。

必修科目にくずし字があり、珍しいと思い、清泉女子大学の日本語日本文学科に興味を持ちました。また、江戸川乱歩の文学を学びたいと思っていたところ、今野真二先生の著書『乱歩の日本語』の存在を知りました。その本がきっかけで今野先生の授業を受けてみたいと思い、この学科を志望しました。
今野先生書籍

Q2.志望校を決めたのはいつ頃ですか?

高校1年生の時から大まかに行きたいと思う大学のパンフレットを取り寄せたり、オープンキャンパスに行ってみたりしました。
最終的に決めたのは、高校3年生の12月の冬休み前に行われた三者面談の時です。
オープンキャンパス

Q3.なぜその入試制度にチャレンジしたのですか?

国語が得意で自分の強みを生かせると思ったからです。
志望理由書を書くことで、なぜ大学に行きたいのかを考え、自分と向き合う良いきっかけになりました。

Q4.受験対策として取り組んだことや、アピールした点を教えてください。

記述がある現代文の問題を解き、予備校の先生に添削をお願いしました。間違えてしまった箇所を先生から解説していただき、問題文の読み方や解答の作り方について、繰り返し練習しました。また、通学中には古典単語や重要語彙が載っている参考書を読んで覚えるようにしていました。
参考書

Q5.受験対策として一番やっておいて良かったと思うことは何ですか?

文章の理解度を上げるために参考書を使って語彙を増やしたことや、古典単語帳を使って分からない単語を減らしたことが、特にやっておいてよかったと思います。問題文を読むときに何を言っているのかをつかめるようになり、躓くことが減りました。

Q6.今後、奨学生入試を目指す受験生へメッセージをお願いします。

奨学生入試という珍しい方式ですが、面接で直接先生に自分の熱い気持ちを伝えることができます。ぜひ挑戦してみてください。
奨学生入試のポイント

授業料・施設費を免除。一般入試免除合格のチャンス。
①特別奨学生合格者には、授業料・施設費の全額を最長4年間免除します(1年ごとに資格を見直し)。
②奨学生合格者には、授業料・施設費の半額を最長4年間免除します(1年ごとに資格を見直し)。
③奨学生に採用されなかった場合でも、本学で学ぶうえで十分な学力を有する受験者は、 一般入試を免除して入学を許可します。

1教科の学力試験と口頭試問(個人面接)による入試です。
高校からの推薦は必要ありません。 各学科が指定する1教科の学力試験、口頭試問(個人面接)および提出書類により選考します。

本学の他の入試や、他大学とも併願可能です。早期合格確保のチャンス。
推薦入学やAO入試、Global Citizen育成型入試など本学の他の入試とも併願可能です(推薦入学合格者は合格学科のみ併願可)。もちろん、他大学との併願も可能です。12月中に合格発表が行われるため、共通テストや一般入試の腕試しにもなる入試制度です。

各入試制度について、詳しくは入試要項をご覧ください。



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