緊急(事故・急病・大地震)時の対応マニュアル

事故や急病、建物の損壊や交通機関に大きな被害がでるような地震(震度5強程度以上が目安)が発生した場合は、このマニュアルを参考にして、身の安全を守り落ち着いて行動してください。
なお、緊急時はインターネット接続ができない可能性もあるので、印刷物も合わせて携帯してください。
プリントして携帯できます。

大地震に対する日頃の準備

大地震の発生を防ぐことはできなくても、適切な準備を行うことで被害を軽減することができます。どんな備えが必要か考えておきましょう。
●避難場所の確認(大学付近および自宅周辺等)
家族との連絡方法および待ち合せ場所の確認
●災害伝言サービスの確認と登録(メール宛先等の事前登録が必要)
●帰宅ルートおよび所要時間の確認(災害時徒歩約2.5㎞/h)
●緊急時メモの作成・記入
●具体的な情報収集手段および緊急避難場所等の確認(大学および通学途中)
●転倒防止対策や緊急時アイテムの確認
●大学および友人等への連絡方法の確認およびリスト整備
本マニュアルはこちらよりプリントアウトできるので、ご家族にも事前にお伝えください。
また、携帯電話にも対応しておりますので、画面メモにて保存してください。ただし、緊急時は携帯電話の充電が切れることもあるので、このマニュアルも合わせて携帯してください。
※インターネット接続時にパケット通信料がかかります。

救急車の申請方法

1.局番無しの119番に電話する。
2.「救急です」とはっきり言う。
3.状況・状態を伝える。
4.住所と名前を言う。
品川区東五反田3-16-21
清泉女子大学

5.あなたの姓名を言う。
6.連絡先を伝える。
〈大学代表〉03-3447-5551
〈平日17時以降・土曜13時以降〉03-5421-3569
7.守衛所03-5421-3569(内線508)に連絡し、救急車の誘導を依頼する。
※応急手当の指導があったら指示に従う。
8. 救急車の要請に迷ったら…
★東京消防庁救急相談センター(電話で)♯7119
※24時間、医師・看護師によるアドバイスが受けられます。
★東京版 救急受信ガイド
 スマホ・PC
 携帯電話
 ※質問に答えて緊急度を確認できるツールです。

緊急時の連絡先

キャンパス内で

けが人や急病人が発生した場合
救急車・消防車を要請する(した)場合

1.平日9時~17時(土曜9時~13時)
学生課03-5421-3232(内線316)
ウエルネスセンター03-5421-3297(内線360)

2.平日17時~20時15分(土曜13時~20時15分)
遅番担当090-1466-8760
守衛所03-5421-3569(内線508)

3.休日 24時間
03-5421-3213(PHS705)

※2は授業期間のみ対応

家族への連絡方法

NTT災害用伝言ダイヤルサービス

地震など大災害発生時に、安否確認などの電話が爆発的に増加し、つながりにくい状況になった場合、提供されるサービス。
◇◆伝言の録音
[1]「171」へ電話をかけます。ガイダンスが流れます。
[2]「1」をダイヤル。
[3]市外局番+自宅電話番号。
◇◆伝言の再生
[1]「171」へ電話をかけます。ガイダンスが流れます。
[2]「2」をダイヤル。
[3]市外局番+被災地の方の電話番号。
※被災地の方も、被災地以外の方も利用方法は同じです。
■利用可能な端末/NTTの一般電話、公衆電話、携帯電話
■蓄積伝言数/1電話番号あたり1~10伝言
■録音時間/1伝言30秒以内
■伝言保存期間/2日間(48時間*自動消去)

携帯各社の災害用伝言板サービス

事前の登録が必要です!(事前にテストをしてください)
大規模災害時に携帯電話から安否確認(安否情報の登録)ができる災害用伝言板サービス。
あらかじめ指定したご家族や知人に対して、災害用伝言板に登録されたことをメールでお知らせする機能も提供される。また、インターネットからも安否情報の確認が可能。
NTTドコモ http://dengon.docomo.ne.jp/top.cgi
au http://dengon.ezweb.ne.jp/
ソフトバンク http://dengon.softbank.ne.jp/
ウィルコム http://dengon.willcom-inc.com/

大学への連絡方法

落ち着いたら大学へ安否を知らせる

大地震が発生した場合、本学は学生の安否確認を行います。地震発生時に登校していない場合は、連絡可能になり次第、下記のアドレスにメールを送信してください。なお、報告事項は以下の通りです。
※電話での報告は極力控えること
◇◆メールによる報告
安否報告メールアドレス
anpi@seisen-u.ac.jp
件名に学籍番号・氏名を入れてください。
1.学籍番号
2.氏名
3.本人・家族の状況
4.自宅や避難場所付近の状況
5.避難している場合は避難先の住所、連絡先等
6.その他(困っていることなど)
電話回線が復旧次第、大学から学生マスター票に記載のある電話番号に連絡します。

地震発生直後の行動

大きな揺れを感じたら、とにかく自分の身を守る!

◇◆ポイント(大学にいるとき)
■危険物から離れる
窓や棚、ガラスなど割れたり中のものが飛び出しそうなものから離れる。
実習中や課外活動中などで、周囲に危険なものがある場合は、すみやかにその場から離れる。
■落下物から頭と手足を守る
机の下にもぐる、バッグなどで頭を覆うなどして、頭と手足を守る。落下物がない場所にいる場合は、その場で座り込む。
■出口を確保する
ドア付近にいる人は、ドアを開け、出口を確保する。(余裕がある場合)
■揺れがおさまるのを待つ
安全を確保して、揺れがおさまるのを待つ。

◇◆ポイント(通学中・外出時)
●周囲の状況に注意し、身の安全の確保を最優先とする。
●塀、電柱、自動販売機などから離れ、落下物にも注意する。
●むやみに動かず安全を確保する。
●被害状況を正しく把握する。
●事前に家族と相談して決めた避難場所に移動する。ただし、被災場所やその場の状況によっては安全を最優先し、別の避難場所に移動する。

揺れがおさまってからの行動

今いる場所は安全か?

YES→その場を動かない
NO→避難場所へ避難

揺れがおさまったら

◇◆ポイント(大学にいるとき)
■冷静に、落ち着く
余震の可能性もあるので、あわてずにしばらく様子をみる。
■周囲の状況を確認
周囲のものが倒れたり、落下してくる恐れがない場合は、その場で待つ。危険と判断した場合は、安全なところへ移動する。
■初期消火
火災が発生している場合は自分の身が安全な範囲で周囲の協力を得ながら初期消火。消火が困難と判断した場合は、すみやかに火から離れる。
■負傷者の救護
負傷者がいる場合は自分の身が安全な範囲で周囲の協力を得ながら応急手当をし、教職員に連絡する。
[避難する時の注意点]
■「おかしも」を守る
「おさない、かけない、しゃべらない、もどらない」を守り、教職員や非常放送の指示に従って落ち着いて避難。身の回りのものは身につけるが、避難に支障が出る大きな荷物は置いていく。
■火災が発生している場合
煙を吸わないよう、タオルなどで口を覆う。
■階段で移動
エレベーターは使用せず、階段で移動する。
◇◆ポイント(通学中・外出時)
●避難中は警察や消防の指示に従う。
●避難は徒歩で、荷物は最小限に。(火を扱っている場合は、身の安全を確認後、火の始末)
●正確な情報収集に努め、なるべく集団で行動する。
●エレベーターを使用せず階段で避難する。
●負傷者の救護や初期消火に協力する。

落ち着いてからの行動

家族への安否連絡をしましょう。
家族への連絡方法

自宅か大学に歩いて帰れる?

YES→自宅or大学へ
NO→避難場所へ

◇◆ポイント
安全が確認できたら、奥庭に避難・集合
●名簿による点呼終了後、「災害報告カード」を受け取り氏名等記入後ただちに提出。
●帰宅か学内にとどまるかは、大学の災害対策本部が指示する。その指示があるまで自分勝手な行動は慎む。

帰宅可能な場合
●帰宅可能な場合は、必ず大学に報告した上で帰宅する。
●帰宅時は、できる限り同じ方向の2人以上で行動する。
●帰宅後、速やかに大学へ安否連絡する。

学内にとどまる場合
●交通機関が運行停止となる、帰宅が深夜になるなど、帰宅困難となった場合は、学内に滞在する。
●宿泊場所などについては教職員の指示に従うこと。
●大学には災害用品が備蓄してある。
家族との安否確認は、伝言ダイヤルサービス、伝言板サービスを利用して自分自身で行うこと。

緊急避難アイテム

日頃から準備・携帯しておくと便利な物
□現金(小銭も)
□健康保険証
□タオル・ばんそうこう・包帯
□手回し充電ラジオ・ライト
□ティッシュ・ウェットティッシュ
□非常用保温アルミシート
□チョコレート・あめなど
□学生証(免許証なども)
□アドレス帳(家族、友人の連絡先を記入)
□雨具(カッパなど)
□携帯充電用USBケーブル
□ポリエチレン製ごみ袋
□油性マジックペン
□帰宅地図
□水またはお茶のペットボトル
□常備薬
□コンタクト用品
□生理用品
その他非常時に必要なアイテム
□貯金通帳
□運動靴
□卓上コンロ
□ひも・ロープ
□予備電池
□スリッパ
□使い捨てカイロ
□印鑑
□上着・下着・靴下
□リュック
□懐中電灯
□ろうそく・ライター
□缶切り・栓抜き
□洗面用具・歯ブラシ
□非常用食料・水
□軍手
□マスク