清泉女子大学

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清泉生のみなさんへ

 新型コロナウイルス感染拡大のため、本学では入学式の中止、授業開始の延期、課外活動の中止などの対応を行っております。この状況下でさまざまな不安を抱えている方もいらっしゃるかと思います。
 こちらの「清泉生のみなさんへ」ページでは、新たに清泉ファミリーとなられた新入生へ歓迎の気持ちをお届けし、在学生や保護者のみなさまに本学からのメッセージをお伝えいたします。

清泉女子大学学長 佐伯 孝弘

 清泉女子大学の奥庭の桜は見頃を過ぎて散ってしまいそうですが、代わってツツジの花が赤く美しく咲き始めています。さて、皆さんは如何(いかが)お過ごしでしょうか。

 本来なら入学式やガイダンス、オリエンテーションに出席して、新年度の始まりに胸を躍らせておられるはずの時期です。しかし、御存じの通り、新型コロナウイルス感染症流行の拡大の影響で、諸行事を中止し、授業の開講を1か月先延ばしせざるを得ませんでした。皆さんもさぞ残念で且(か)つ不安でいらっしゃるでしょうが、私達教職員も残念です。しかし、皆さんの安全を第一に考えると共に、感染拡大を防ぐ社会的義務を大学として果たすための処置ですから、どうか御理解下さい。

 皆さんは第一に、新型コロナウイルスへの感染を防ぐために、自分の健康状態に気を付ける、手洗いとうがいを励行する、不急不要の外出を避ける、感染リスクの高い環境に身を置かないなど、感染予防に努めて下さい。

 また、大学のホームページやポータル、「学びの泉」等で大学からのお知らせが頻繁に更新されますので、必ずこまめにそれらをチェックするよう心掛けて下さい。

 現在私達教職員は、5月7日に恙(つつが)なく新学期の授業を始められるよう、事前の皆さんへの郵便やホームページ、ウェブを通したガイダンスの実施や、インターネットを使って行うオンラインの授業体制の準備等を、全力で進めています。開講後も当面は、皆さんの安全を考慮し、集まって教室で行う形でなくオンライン形式の授業を行い、自宅で学習して頂(いただ)きます。本学としても全面的なオンライン授業を行うのは初めてのことですが、支障のないよう最善を尽くしますので、皆さんもどうか協力をお願いします。

 このような先行きの不透明な困難な状況の中で、皆さんが不安を募(つの)らせておられるのではないかと案じております。自分自身のみならず周囲の人達を守る意味でも各人の自覚と慎重な行動が求められるものの、過剰に不安がったり悲観視したりすることはありません。必ずいずれ事態は収束します。加えて、逆境は人間を強くします。大学時代は人生で最も自由な時期ですが、普段以上に時間の猶予を得たことで、自分のやりたい学問や目指す将来像や、ひいては自分自身と向き合う機会を得たとプラスに考え、目的意識をしっかりと持って、各人読書や事前学習に是非励まれて下さい。

 島津山の美しいキャンパスに、皆さん全員が元気に登校される日を、教職員一同心から楽しみにしております。共に頑張(がんば)って、この難局を乗り越えましょう。

学務部長 藤澤 秀幸

 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんの呼ばれ方は、高校時代の「生徒」から「学生」に変わります。『広辞苑』は「生徒」を「学校などで教育を受ける者。」、「学生」を「学業を修めるもの。特に、大学で学ぶもの。」と説明していますが、「生徒」が受動的な意味合いを持っているのに対して、「学生」は能動的、主体的な意味合いを持っています。「学生」と呼ばれるのにふさわしいように、主体的に「学ぶ」姿勢を保ち続けてください。

 本学での学びについて、9つの大事なことがあります。

(1)「学生要覧」をよく読んでください。大学のルール集です。大事です。

(2)「卒業要件」をよく理解してください。「学生要覧」の中で一番重要です。卒業要件は61ページの表1-1。この表を出発点にして、それぞれのページにジャンプします。

(3)1年次は必修の科目が多いです。必修の科目は、最優先で単位を修得してください。

(4)授業を休まないことが肝要です。

(5)GPAを意識し、GPAが低くならないようにしましょう。GPAの説明はp72にあります。成績の平均点です。本学の学生のGPAの平均は、2.5くらいです。2.5は、半分がA、残り半分がBのGPAです。

(6)履修取り下げ制度(p73)を使わないとGPAが下がります。使いましょう。

(7)1年間の単位修得の目安は40単位です。2年次の終わりで80単位、3年次の終わりに120単位、が目標です。今年度のGPAが3.0以上の人は、来年度、56単位まで履修登録できます(p64)。

(8)退学勧告制度があります。p73~74の説明をよく読みましょう。

(9)必ず、4年で卒業しましょう。

 新型コロナウイルスの影響で、今年度の前期は、予想外の全科目オンライン授業(遠隔授業)で始まります。6月3日までオンライン授業を行うことが決定していますが、感染流行は衰えず、前期の授業が全てオンライン授業になる可能性もあります。実は、今回の事態は今年を日本の大学教育の転換点にします。近年、日本の大学教育に求められているのは、ICTの活用です。ICTとは情報通信技術のことで、要するにパソコンとインターネットのことです。本学では皆さんの学年からBYODになりました。奇しくも新型コロナウイルスのせいでパソコンをフルに活用する授業になりました。ICT活用の授業が日本の大学で当たり前になった最初の年が、皆さんが入学した年なのです。さあ、新型コロナウイルスに負けずに、ICTを使って学修しましょう。

学生部長 笹田 裕子

 新入生の皆様、はじめまして。清泉女子大学へ、ようこそ。学生部長の笹田裕子です。これかれら4年間、よろしくお願いいたします。

 このたびは緊急事態宣言発令のため、ご入学早々大学も閉校となってしまいましたが、皆様方には、いかがお過ごしでしょうか。ご体調など、お変わりありませんか。

 これから清泉女子大学での学生生活を送っていただく上で、知っておいていただきたい学生部の各部署について、お話しいたします。奨学金やクラブ・サークル等の課外活動に関することをはじめ学生生活全般については「学生課」、心身の健康に関することは「ウエルネスセンター」、就職活動や将来へ向けての人生設計については「就職課」にて、ご相談やご質問をお受けしております。現在は、オンラインで対応させていただいておりますので、お困りになっていることやお分かりにならないことがありましたら、いつでもご連絡ください。

 また、残念ながら現在閉室中ですが、「ラファエラ・マリアセンター」(清泉女子大学の設立母体である聖心侍女修道会の創始者、聖ラファエラ・マリア様のお名前を冠しています)では、「カトリックコーナー」と「ボランティアコーナー」が、それぞれの活動に興味がある方達が集う場となっておりますので、登校が可能になられましたら、是非お訪ねになってみてください。

 清泉女子大学の奥庭も、桜に続きキリシマツツジが咲き始め、()(ふう)の木の若葉がまぶしい季節となり、いつか皆様にもご覧いただけることを心待ちにしております。私も、1日も早く皆様とお目にかかれますことを楽しみにしております。

 くれぐれもお気をつけてお過ごしください。皆様のご無事をお祈りしております。

日本語日本文学科主任 田和 真紀子

 突如現れた未知の病は、私たちから平穏な日常を奪いました。こんな時―困難な時、孤独な時―人はどんな気持ちでいかに生きてきたのでしょうか。その問いに応えるため、かつて疫病や戦乱や天災などで人生を翻弄された人々が残してきたことばと思いと生き方を、私たちが真剣に学ぶ時がきました。
 学生の皆さん、今は孤独で困難な状況に置かれていることを重々承知で申し上げますが、それぞれが志をしっかり持ち、学びの歩みをいかなる形でも止めないことで、日本語日本文学の学びから、学力と言う現状を打破する力と孤独に打ち勝つ心の強さを身につけてほしいと思います。
 保護者の皆様、どうか孤独に現状に立ち向かう学生を応援し、温かく見守ってあげてください。
 私たち日本語日本文学科のスタッフは、学生の皆さんの学びの歩みが止まらないよう最大限の努力を払い、いかなる時も皆さんに寄り添い支えてまいります。
 皆さん、私たちと共に頑張ってまいりましょう。

英語英文学科主任 米谷 郁子

 新入生の皆様への歓迎の言葉は、世界が平時を取り戻した後に、直接顔を合わせて申し上げたいと思います。今は、歴史に残る非常時ですので、ご自宅で安全に、お過ごし頂きますように。神のご加護が、皆様の上にありますように。

 「安全を最優先にしてください」という時の「安全」とは、身体的健康だけでなく、精神状態や生活、ご家族の状態も含みます。皆様の中に、いつものように勉強や好きなこと、やるべきことに集中できないと思って焦っている人がいらっしゃるかもしれませんね。でも、それは緊急時のあたりまえの反応なので、心配しないでください。
 例えば、ちょっと前まで興味のあったことが、社会状況が一気に変わった今では全く興味が持てなくなったり、あるいは集中できていたことができなくなったりすることも、当然あります。今は普段通りの「勉強」ができなかったとしても、ダラダラすることも大事です。読みたいものや見たいものを見て、あるいはぼ~っとして、そこから普段学べないことが学べるということも、実は多いのではないでしょうか。
 これを乗り越えたら、また新しい世界が見えるはず。
 Tomorrow to fresh woods, and pastures new. (John Milton)

スペイン語スペイン文学科主任 齋藤 華子

 教室で、廊下で、研究室で、時には大学へ向かう坂道で、声をかけたりかけられたりする機会がどんなに貴重な時間であったかを痛感しています。ばったり会って始めた何気ないおしゃべりから、趣味や特技を聞いて驚いたり、実は悩みを抱えていたことを知ったり、日常にはこうした偶然の発見や出会いがあふれていましたが、今はすっかり減ってしまいました。

 しかし、下を向いてばかりはいられません。スペイン語スペイン文学科では今、遠隔授業という形態の中で、どのようにスペイン語を読み、聞き、話し、書き、そしてやりとりをする学習を実現させるか、教員皆が準備に励んでいます。もちろん、オンライン授業という新しい試みを成功させるためには、教員だけでなく、参加する皆さんの協力や努力も欠かせません。皆が知恵を出し合って、清泉ならではの質問のしやすい、意見を交わしやすい授業、またスペイン語スペイン文学科らしい、明るくにぎやかな授業を作っていきましょう。きっと、そこにはまた別の形の偶然の出会いが待っているはずです。

文化史学科主任 狐塚 裕子

 このたびの新型コロナウイルス感染拡大については、皆さまも心を痛めておられることと思います。また、先が見えない不安に駆られているかもしれません。でも私たちの歴史は、このような禍を常に人々の英知によって乗り越えてきました。その歴史こそ、文化史学科の学びに関わるものです。

 学生の皆さんにキャンパスで直接お会いし一緒に学ぶことができるまで、まだ少し時間がかかりそうです。外出が制限されているこの時期、どのような分野でもかまいません、これまで読めなかった本にチャレンジしてみましょう。また現在、さまざまな分野の活動がさかんにネットで配信されています。たとえば美術、音楽、演劇等の芸術文化、博物館・資料館の展示など、これまでは実際に足を運ばなければ体験できなかった取り組みに、自宅にいながら触れることができます。皆さんには「学びの泉」を通してその一例を紹介していますので、この機会にぜひ視聴してください。心を慰め、豊かなものにしてくれるはずです。

 歴史に学び、今回の新型コロナ禍に伴う経験を無駄にしないことが、これから生きて行く私たちの使命です。一緒に乗り越えていきましょう。

地球市民学科主任 辰巳 頼子

 新入生の皆さん、保護者、ご家族の皆さま、ご入学おめでとうございます。オンライン合宿では、皆さんが発表する姿、コメントに聞き入る姿を見ました。そこには確かに一人ひとりの感情が、表現がありました。私は画面上だけでも、それに触れることができて、本当にほっとしました。

 私が大学4年生になるとき、阪神淡路大震災があり、サリン事件が起こりました。世界はどうなっていくのかと不安でした。でも振り返ると、その感覚を大学生の間に得たことに、大きな意味があったと思います。

 今感じられる全てを、ぜひ感じてください。日本のみならず世界を見渡してみましょう。断片的でかまいません。貧困、格差、移動、政治体系ー私たちはどんな問いを投げかけられていますか。みなさんが大事だと感じる問いは何ですか。

 もうすぐ授業が始まります。まず一人であれこれ感じて考えたら、他の人と考えを共有するのも楽しいですよ。みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。


学生へのサポート・取り組み

オンラインガイダンス・合宿
  • オンライン合宿(4/20~4/22) (地球市民学科 Zoomを使用し、新入生へのチュートリアルやグループワークなど、例年行っている合宿のプログラムをオンラインで実施)
  • 学びの泉(LMS)に「ガイダンス」コースを開設 (英語英文学科・スペイン語スペイン文学科・文化史学科 学びの泉 全学年対象)
  • 新入生対象オンライン懇談会(4/29) (スペイン語スペイン文学科 Zoomを使用し、新入生同士や上級生との顔合わせ)

教員から学生へのメッセージ動画
教員・研究室助手による新入生への学修支援(面談・相談対応)
  • 学科の学びへの導入となる2冊の教科書(冊子)を作成 (文化史学科 教員全員がそれぞれの立場から執筆し、新入生に発送)
  • 日本語日本文学科:メール・学びの泉・清泉ポータルを使用して個別連絡、PC環境や履修に関する相談対応。
  • 英語英文学科:オンラインでの相談対応。Zoomによる顔合わせを兼ねた面談。新入生向けに履修用冊子を作成・配布。学びの泉で学習と結びつくことができる話題提供やエッセー・コラムを提供。
  • スペイン語スペイン文学科:メールによるネット環境確認。LINEによるガイダンス情報発信。
  • 文化史学科:学びの泉で「おすすめトピックス」を配信し、教員による自宅で楽しめる(学べる)材料を提供。教員によるオンラインでの履修相談対応。

上級生による新入生からの相談対応
  • 質問箱 (日本語日本文学科英語英文学科 Twitter質問箱)
  • 新入生応援ほっとライン (スペイン語スペイン文学科 LINEグループライン)
  • フォーラム (スペイン語スペイン文学科 学びの泉)
  • 質問箱 (地球市民学科 LINE質問箱)

その他の取り組み

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