清泉女子大学

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地球市民学専攻(修士課程)

清泉女子大学大学院地球市民学専攻についてご紹介です。

 (参考)地球市民学研究会HP(外部リンクへ)

地球市民学専攻の特徴

地球市民として生きていく上で必要とされる高度な専門知識とその応用方法を教育し、研究します。
グローバルな視野を持ち、社会のあらゆる場所で活躍する人のための修士課程です。
地球市民学専攻は、地球的に考え、それぞれの持ち場で活動する人々のための、学際的で実際的な学問の研究と教育を行う大学院です。カリキュラムは、地球市民学についての必修科目のほか、地球社会の諸問題を探究する地球社会関係科目、多様な文化の相互理解のためのコミュニケーションの理論と技術を探究する多文化理解関係科目、および両分野を架橋するためのフィールドワークの3分野の選択科目からなります。研究テーマに応じてこれらを組み合わせて32単位以上を取得し、英語あるいは日本語で修士論文を執筆し、審査に合格すれば学位が授与されます。また本専攻は、学部卒業生のみならず、社会人にも開かれており、平常勤務の社会人でも所定の最低修業年限(2年)で学位が取れるよう、週日午後6時10分以降と土曜日に授業を行っています。

地球市民学専攻の目的

1.地球社会のどの位置においても意識的かつ積極的に活動していける人材の育成。
2.地球市民的な視野と知識を身に付けた高度職業人の育成。
3.NPOやNGOを舞台とし、広く社会で活動できる人材の育成。

地球市民学専攻概要

科目構成

●必修科目
地球市民学の諸相 I, II
修士論文指導
選択科目
【地球社会関係科目】
[地球社会演習]
地球社会論と地球市民学 I, II
環境と開発の政治経済 I, II
地球社会の政治状況 I, II
地球社会と宗教 I, II

【多文化理解関係科目】
[多文化理解演習]
通訳コミュニケーションの諸問題 I, II
言語コミュニケーションの諸問題 I, II
Comprehensive Peace Education(包括的平和教育)I, II
[地球社会特殊研究]
地球社会とジェンダー問題
地球社会と情報化の諸側面 I, II
国際協力をめぐる法的諸問題
地球社会と福祉・ケア
[多文化理解特殊研究]
多文化的公共空間の創出
国際労働力移動 I, II
地域・事例等研究指導 I~VII
【フィールドワーク】
調査演習 I
調査演習 II
調査演習 III
調査演習 IV
* 調査地域は年度によって異なり、アジア、アフリカ、オセアニア地域の他、国内各地があります。
地球市民研究認定プログラム
地球市民学専攻では、科目等履修生制度を利用した独自の「地球市民研究認定プログラム」を実施しています。
これは、地球市民学専攻の専任教員全員が担当する「地球市民学の諸相 I, II」(前期・後期各2単位)のほか、専任教員の担当する授業のなかから自分の希望する2科目(8単位)を選択し、合計3科目12単位を取得すれば、地球市民研究認定証が与えられるという制度です。
また、「Comprehensive Peace Education(包括的平和教育)I」「同II」(前期・後期各2単位)を選択し、その単位を取得すると、地球市民研究(平和教育)認定証が交付されます。この認定証はニューヨークのコロンビア大学ティチャーズ・カレッジが東京で行ってきた平和教育認定証を引き継ぐものとなります。
地球市民研究認定プログラムは男女を問わず履修することができ、授業はフルタイム勤務の社会人でも通えるよう平日夜間と土曜日に行っています。取得した単位は、本学大学院に入学した場合、10単位まで修了に必要な単位として認められますが、入学しない場合でも学部卒以上の高度な研究をした証拠として認められます。

取得可能な資格

・中学校教諭専修免許状:外国語(英語)、宗教
・高等学校教諭専修免許状:外国語(英語)、公民、宗教

* 他専攻の定められた科目を修得する必要があります。

修士論文のテーマ

・「多文化共生をめぐって」―カトリック教会における共生への歩みを中心に一
・在日定住外国人のシティズンシップ―地球市民学的立場からの一考察一
・教育支援と内発的発展の可能性―カンボジアのNGO活動を事例として一
・地球市民社会におけるボランティア活動の意義―関係性を中心に一 
・地球市民にとってコミュニティとは?
・地球市民教育を学校現場に〜高等教育への導入に向けて
・「国際理解教育」における地域人材の活用-横浜の小学校英語活動への市民の協力を中心として
・平和の文化を創る―コンフリクト・リゾリューションのビデオ教材化を題材に―
・民のエートス―信仰を持つ民と持たない民を比較して―
・ジェンダー視点からの平和教育の考察~平和博物館の調査を通して~
・地域の人と野宿者~日本社会の内にある異文化の一断面~
・中国における女性に対する家庭内暴力-男女共生を目指す平和教育-
・人事評価が被雇用者に与える影響と問題―日本の民間企業を事例として―
・日韓の平和構築を考える―朝鮮通信使と雨森芳洲の誠信外交を中心として―
・〈貧しい人〉の友として生きる~<ラルシュ共同体>におけるコンパッションの福祉に着目して~
・都市レジリエンス力の源泉に関する研究~墨田区北部地域における防災まちづくりの事例から~
・オルタナティブ平和教育による平和づくり-東北アジアを事例に-

専任教員一覧

相亰 美樹子 教授
(2020年度より担当せず。)
【専門分野】
言語学 英語教育
【研究テーマ】
応用言語学、TESOL(Teaching of English to Speakers of Other Languages)、多文化コミュニケーションが専門分野である。文化背景が異なる人々の間でコミュニケーションを成立させる場合、どのような社会的、心理的要因が働くのか、迅速かつ適切なコミュニケーションを行うために必要な能力とは何かを研究している。また、通訳の訓練を受け、通訳業務に携わってきた経験をもとに、その訓練方法を導入することによって英語運用能力を向上させる英語学習法を研究している。

大野 俊 教授
【専門分野】
東アジア・東南アジア地域研究
(国際社会学、歴史学)
【研究テーマ】
この40年間、日本とアジア・オセアニア地域を中心に、社会・政治・経済・安全保障など、広域分野で取材・調査にあたってきた。近年は、①ひとの国際移動に伴うアイデンティティと市民権の変遷、②外国人看護・介護労働者の日本での受入れをはじめとするケアの越境とグローバル化、③東アジア(日本・中国・韓国など)におけるメディア文化の越境と相互認識・イメージ形成―の三つのテーマを中心に研究を進めている。

鈴木 直喜 教授
【専門分野】
計画論、NGO論、環境経済学
(国際社会学、歴史学)
【研究テーマ】
専門であるプランニングは、未来に対する希望の組織化と呼ばれる。アフリカやアジアの開発の現場に関わり、地域に対する知識や開発理論が必ずしも人々を好ましい実践へとは導かない現実を経験したことが、知識と実践の橋渡しとしてプランニングを研究する動機となっている。いかなる知識が活動への希望を組織化しえるかを具体的な政治・経済・社会・文化状況との絡みで考える。

松井 ケティ 教授
【専門分野】
包括的平和教育・多文化理解・建設的交渉法・対立解決法
【研究テーマ】
社会言語学、英語コミュニケーションの研究をはじめ、現在は包括的平和教育、協調性紛争解決法、リーダーシップ育成の研究に取り組み、東北アジア地域平和構築と平和教育の活動に励んでいる。また、世界宗教者会議婦人部会、平和研究所、和解の教育タスクフォースで宗教協力、宗教教育をテーマに研究活動をしている。今までにコロンビア大学、ミリアム大学、そして韓国ソウルのアジア太平洋国際理解教育センター(APCEIU)で研究発表と平和教育のワークショップを行った。現在、東北アジアを中心に平和教育研究活動に励んでいる。

山本 達也 教授
【専門分野】
国際関係論・公共政策論・情報社会論
【研究テーマ】
技術がいかにして政治や社会を変革するのかという視点に着目した研究を行っている。特に、「創造的破壊」をもたらす技術として、インターネットに代表される新しい情報通信技術とエネルギー関連技術との交錯領域に強い関心を持っている。エネルギー環境の変革期に求められる秩序形成や意思決定のあり方を探り、「次の時代」の政治・経済・社会システムを考えてみたい。専門は、国際関係論・公共政策論・情報社会論など。

辰巳 頼子 准教授
【専門分野】
地域研究、人類学
【研究テーマ】
フィリピン南部イスラーム社会(マラナオ)を調査対象として、海外移動とイスラーム実践との関係や、若年層のライフコースのなかで変容するイスラーム実践を研究してきた。マラナオの海外移動は、自発的移動と非自発的移動(避難)の「あいだ」のものも多かったため、移動/避難という行為を多面的に捉える視点に着目するようになった。同様の問題意識から、福島第一原発事故以降の「自主的」避難者についても調査を進めている。

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