井上 まどか 准教授

文化史学科(2025年度より総合文化学科)
Madoka Inoue

現代のロシア社会と宗教の関わりを研究します
「信仰の力とは何だろうか」という問いとともに、現代のロシア社会や政治と宗教のかかわりを、ロシア正教会の社会活動を主な対象として研究しています。

氏名
井上 まどか
フリガナ
イノウエ マドカ
職種
准教授
所属
文化史学科(2025年度より総合文化学科)
取得学位
博士(文学)
学位取得大学
東京大学
最終学歴
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了
専門分野
宗教学宗教史学、近現代ロシア宗教史
研究テーマ
近現代のロシア宗教史、とりわけソ連解体以降の国家と宗教の関係
所属学会(役職)
及び受賞歴
日本宗教学会
「宗教と社会」学会
ロシア史研究会
主要業績
・『ロシア文化の方舟-ソ連崩壊から二〇年』(野中進、三浦清美、ヴァレリー・グレチュコ、井上まどか  編) 東洋書店 2011年
・『ロシア文化事典』(沼野充義・望月哲男・池田嘉郎編集代表;井上まどか[ほか]編集委員)共 丸善出版 2019年10月
・「現代ロシア正教会における女性像」『宗教と社会』第18号 2012年6月
・「チェルノブイリ・イコンによる記憶の伝播と共有」『現代宗教2013』 2013年6月
・「ユートピアがディストピアになるとき―ソルジェニーツィンのロシア論における悪の不在―」 『清泉女子大学人文科学研究所紀要』35巻 2014年3月
・「ロシアにおける伝統宗教の変容――ソ連時代の継承と新しい展開」『世俗化後のグローバル宗教事情<世界編I>』岩波書店 2018年11月
・“‘Believing without Belonging’ and ‘Vicarious Religion’ in Post-Soviet Russia” 『上智大学ヨーロッパ研究所研究叢書12 ヨーロッパの世俗と宗教』 2019年3月
・「国家の世俗性のゆくえ—ロシアの宗教教育を事例として」『ヨーロッパの世俗と宗教――近世から現代まで』(伊達聖伸編)勁草書房 2020年10月
・「ロシア連邦における政治と宗教のいま」『ユーラシア研究第62号』2020年6月

社会活動、
文化活動等
・「正教会における祈り:チェルノブイリとイコン」 東洋文庫ミュージアム講演会 2013年2月23日
・「世界宗教地勢 ロシア 3共和国は仏教圏 モスクワ初の寺院建立」『中外日報』 2015年4月15日

・ラジオ出演「宗教の時間 井上まどか『ロシア人の信仰と仏教ブーム』」NHKラジオ第2、2017年5月21日