木川 弘美 教授
文化史学科(2025年度より総合文化学科)
視覚芸術をさまざまな視点から研究します
視覚芸術全般について研究しています。その中でも特に15世紀のネーデルラント絵画の宗教美術について、さまざまな角度から取り組んでいます。氏名 | 木川 弘美 |
フリガナ | キガワ ヒロミ |
職種 | 教授 |
所属 | 文化史学科(2025年度より総合文化学科) |
取得学位 | 博士 |
学位取得大学 | 早稲田大学 |
最終学歴 | 早稲田大学大学院博士後期課程(文学研究科 芸術学(美術史))学位取得 |
専門分野 | 西洋美術史 |
研究テーマ | 初期ネーデルラント絵画史を中心に、宗教と芸術、サブカルチャーと芸術など、視覚芸術全般を研究対象とし、社会と芸術の関わりについて考察している。 |
所属学会(役職) 及び受賞歴 | 美術史学会 美学会 日仏美術学会 |
主要業績 | 【著書】 ・『ネーデルラント美術の魅力:ヤン・ファン・エイクからフェルメールへ』(ありな書房 共著)2015年 ・『北方近世美術叢書III:ネーデルラント美術の誘惑』(ありな書房 共著) 2018年3月 ・『ネーデルラント美術の精華:ロヒール・ファン・デル・ウェイデンからペーテル・パウル・ルーベンスへ』(ありな書房 共著)2019年7月 ・『北方近世美術叢書V ネーデルラント美術の宇宙』(ありな書房 共著) 2020年11月 ・『天国と地獄、あるいは至福と奈落:ネーデルラント美術の光と闇』(ありな書房 共著 131~172頁、219~224頁)2021年11月 ・『異世界への憧憬:ヒエロニムス・ボスの三連画を読み解く』(ありな書房 単著)2023年1月 【論文】 ・「規範としての古典古代:ドイツ近代建築にあらわれたギリシアへの憧憬」(『横浜美術短期大学教育・研究紀要』3号)2007年 ・「鏡の映す世界:モチーフ研究に関する一試論」(『國學院大学紀要』46号)2008年 ・「15世紀の聖ヒエロニムス図像:アルプス以北とイタリアルネサンス」(『清泉女子大学キリスト教文化研究所年報』18号)2010年 ・「ローベル・カンパンの≪聖母子を描く聖ルカ≫:その存在の有無に関する―考察」(『清泉女子大学紀要』58号)2010年 ・「ネーデルラントのアダムとエヴァ―《ゲント祭壇画》を中心に―」(『清泉女子大学紀要』61号)2013年 ・「ニコラス・マーラーの『古典絵画の巨匠たち』:グラフィック・ノベルの可能性」(『清泉女子大学紀要』63号)2015年 ・「受胎告知図に描かれた幼子イエス:一角獣狩りとの関わり」 (『鹿島美術研究年報』(鹿島美術財団)19号別冊) 2017年12月 ・「ヒューホ・ファン・デル・フースのアダムとエヴァ:ウィーンの二連画をめぐる一考察」(『清泉女子大学紀要』65号)2017年12月 ・「天使が寿ぐもの:メムリンクの《奏楽天使を伴う父なる神》」(『美術史研究』58) 2020年12月 ・「涙を描く:初期ネーデルラント絵画における情念・情動の図像表現」(『西洋中世研究』(西洋中世学会)15号64~81頁)2023年12月 【辞典】 ・「キリスト教文化事典」(丸善出版 共編著)2022年1月 |