辰巳 頼子 准教授

地球市民学科
Yoriko Tatsumi
一緒に問題の根幹を見つける力を高めます
フィリピンのムスリムを事例に、宗教復興を人類学的に研究してきました。最近はフィリピンの国内避難民や日本の震災からの避難民について調査をしています。

教員紹介


氏名
辰巳 頼子
フリガナ
タツミ ヨリコ
職種
准教授
所属
地球市民学科
取得学位
博士(地域研究)
学位取得大学
上智大学大学院外国語学研究科
専門分野
地域研究、人類学
研究テーマ
東南アジア、とくにフィリピンのムスリム社会の人々を対象にして、イスラームがどのように実践されているのかに注目した人類学的研究を行っています。
所属学会(役職)
及び受賞歴
東南アジア学会
文化人類学会
主要業績
・「辺境イスラーム社会に生きる人々の越境経験-フィリピン・マラナオ社会における中東留学をめぐる語りから」私市正年、寺田勇文、赤堀雅幸(編)『グローバル化のなかの宗教-衰退・再生・変貌(地域立脚型グローバル・スタディーズ叢書第4巻)』上智大学出版 2010年
・「生の歴史としての戦争体験」、つなぐ会(編)『奮闘する女子大生のフィールドワーク』岡田出版 2012年
・「旅して学ぶ-フィリピン・ムスリム留学生の事例から」、床呂郁哉、西井凉子、福島康博(編)『東南アジアのイスラーム』東京外国語大学出版会 2012年
・「自主避難」のエスノグラフィ─東ティモールの独立紛争と福島原発事故をめぐる移動と定住の人類学(辰巳慎太郎との共著)赤嶺淳(編)『グローバル社会を歩く-かかわりの人間文化学』新泉社 2013年
・「避難が生み出す平和-原発事故からの母子避難者が形成する新たなつながり」小田博志(編)『平和の人類学』法律文化社 2014年
・「平和の現場の歩き方-アジアで考える戦争と植民地 内海愛子」(インタビューと構成)小田博志(編)『平和の人類学』法律文化社 2014年
・「ひきつづく課題 、「支援」の困難と可能性 − 福島第一原発事故から東京への母子避難者の三年間」、『災害後の人々の移動とアソシエーションに関する人類学・社会学的研究:文部科学省科学研究費報告書 2012 年度~2015 年度 基盤研究(c) 』 清泉女子大学リポジトリ 2016年3月
・『災害後の人々の移動とアソシエーションに関する人類学・社会学的研究:文部科学省科学研究費報告書 2012 年度~2015 年度 基盤研究(c) 』(編)清泉女子大学リポジトリ 2016年3月