教員紹介


総合文化学部の専任教員をご紹介します。


日本文化領域

今野 真二 教授

今野真二教授
「日本語の歴史」をひも解きます
『万葉集』成立の頃から、中世室町期を経て、明治期頃までの間に、日本語がどのように変化してきたかという「日本語の歴史」を描くことを目標としています。



佐伯 孝弘 教授

佐伯孝弘教授
西鶴・怪異小説・笑話を題材に学びます
日本近世(江戸時代)文学が専門。近世の小説、特に浮世草子や近世前期の怪異小説・笑話などについて研究しています。講義では井原西鶴や近世怪異小説を扱います。


 鈴木 直子 教授

鈴木直子教授
小説という窓からジェンダーや社会を見ましょう
近現代女性文学・戦後文学・沖縄文学などを研究。ジェンダーや社会格差、サブカルなど、小説という窓から見えてくる社会や文化の諸相に関心を持っています。


田和 真紀子 教授

田和真紀子教授
日本語の仕組みを解き明かします
日本語の中でも特に副詞に注目し、古代から現代まで幅広い文献から用例を集め、どのような歴史を経て現在のように使用されるようになったのかを研究しています。


藤井 由紀子 教授

紹介動画
藤井由紀子准教授
平安時代の作り物語を研究します
主な研究対象は平安時代の物語文学。鎌倉・室町時代の物語も視野に入れ、『源氏物語』という文化現象を文学史的にどのように位置づけるべきかを考えています。

 
藤澤 秀幸 教授

藤澤秀幸教授
明治の浪漫主義文学を研究します
日本近代文学(明治・大正・昭和・平成の文学)。特に、泉鏡花の幻想小説、島崎藤村の詩、北村透谷の評論などの明治の浪漫主義文学に重点を置いて研究しています。


姫野 敦子 准教授

姫野敦子准教授
室町時代の流行歌を知っていますか?
室町時代の流行歌である小歌を主に研究しています。小歌は雅な情趣と俗な部分もあわせもつ詞章が特徴。それらの詞章の成り立ちを考えています。


国際文化領域

【英語専攻】



 斉藤 悦子 教授

斉藤悦子教授
アメリカの文学・文化について学びます
希望をこめて建国された新しい国アメリカ。だからこそ個人の可能性をレジェンド化する「神話」があります。「神話」形成期の小説や思想を研究しています。


笹田 裕子 教授

Sasada
児童文学の世界を様々な角度から味わいます
英米児童文学の中のファンタジー文学を対象に、時代背景および文化や伝承との関連も視野に入れながら、別世界の成り立ちと構築方法について研究しています。



鈴木 卓 教授

鈴木卓教授
日常のことばにひそむしくみやしかけを探ります
日常の言葉を分析する「談話分析」と、その言語教育への応用が専門です。友だち同士がカフェでする会話は、英語と日本語でどう違うのか、などを調べています。


高田 智子 教授

高田先生
英語の指導法、評価法を学びます
コミュニケーションを目的とした外国語学習の枠組に基づき、英語の指導法、評価法を研究しています。教材やテスト開発など実践にも携わっています。


クリストファー・ベイン 教授

クリストファー・ベイン教授
Intercultural Communication
One interest is intercultural communication. Another is making teaching materials. I am very interested in developing interesting ways to teach intercultural communication.



和田 桂子 教授

和田桂子教授
比較することが発見を生む、比較文化の研究をしています
比較文学・比較文化を専門に研究しています。主に英米文学が日本近代文学に与えた影響や、逆に日本の文化・文学が欧米に与えた影響などを調べています。


 アンナ・ササキ 専任講師

アンナ・ササキ専任講師
翻訳を通じて言葉遣い、異文化を勉強しましょう
児童文学が翻訳を通じて国から国へ移動することによって、その文学のエンターテインメント価値、教育的価値が変わります。その変化について研究しています。



【スペイン語専攻】



 木村 琢也 教授

木村 琢也教授
スペイン語の正しい発音を習得しよう
スペイン語の音声、特にアクセントとイントネーションについて研究しています。日本人のスペイン語発音・聴き取りの能力を向上させる方法を考案しています。


 
齊藤 文子 教授

SaitoAyako
スペイン語で書かれた小説の面白さを知ろう
スペイン語圏の文学を研究しています。とくに16、17世紀スペインに興味があり、『ドン・キホーテ』が書かれた歴史・文化・社会的背景を探っています。



齋藤 華子 教授

齋藤 華子教授
外国語の学び方・教え方について考察します
私達はなぜ外国語を学ぶ必要があるのか、初等・中等教育における取り組みも視野に入れながら、多言語学習の意義を考えています。



 パロマ・トレナド 教授

パロマ・トレナド准教授
スペイン語での会話を習得しましょう
専門は言語教育学で、特に効率的な学習方法を研究しています。また、異文化理解を深めるため、スペイン映画を通してスペイン社会について学ぶゼミナールを担当しています。



駒井 睦子 准教授

komai230-150
スペイン語圏の近代詩を読み、分析します
専門はスペインとラテンアメリカの20世紀の詩と詩人研究。中でも女性の詩人に強く関心を持っています。詩に用いられるイメージや言葉を丁寧にときほぐし個々の作品を分析しています。


フアン・カルロス・モヤノ 准教授

フアン・カルロス・モヤノ准教授
明るく、楽しく、スペイン語を学びます
応用言語学の基本的理論を第二言語教育で実践します。現在はスペイン語の口語における線過去形の、談話の中での役割を研究テーマとしています。

文化史領域

大井 知範 教授

Tomonori Oi
近現代の西洋を広い視野から研究します
近代のドイツとオーストリアを中心とする西洋の政治外交・軍事・国際関係・ 文化学術の歴史研究や、ハプスブルク家の女性たちの歴史を探究しています。


木川 弘美 教授

Hiromi Kigawa
視覚芸術をさまざまな視点から研究します
視覚芸術全般について研究しています。その中でも特に15世紀のネーデルラント絵画の宗教美術について、さまざまな角度から取り組んでいます。


佐々木 守俊 教授

Moritoshi Sasaki
平安~鎌倉時代の仏教美術を研究します
おもに平安~鎌倉時代の仏像や版画を対象とし、それらがつくられた事情や中国からの影響を研究しています。


鈴木 崇夫 教授

Takao Suzuki
思想を読み解き、学生が自由に討議します
「どのように生きるべきか」という問題を、主にスピノザ、カント、「ドイツ観念論」の哲学者たちの思索を参考にしながら考えています。


中野渡 俊治 教授

Shunji Nakanowatari
奈良・平安時代の天皇について研究します
日本古代史について、譲位した天皇である太上天皇に関する研究を中心として、天皇位の正当性の問題や、天皇と臣下との関係などを考察しています。


桃井 治郎 教授

Jiro Momoi
地中海世界を中心に西洋史を学びます
地中海における海賊の歴史や北アフリカのマグレブ地域について研究しています。従来の西洋史とは異なる視点から歴史を再読することを課題としています。


石野 一晴 准教授

石野先生
民衆の巡礼から中国を読み解きます
中国史上における民衆の巡礼を研究しています。巡礼という宗教的行為を通じて「中国とは何か」を考え続けています。


井上 まどか 准教授

Madoka Inoue
宗教と社会の関わりを研究します
近代ロシアにおける国家と宗教の関係について、教育・医療・福祉分野を中心に、欧米諸国および旧社会主義圏との比較を試みつつ考察しています。


坂田 奈々絵 准教授

Nanae Sakata
キリスト教と文化の関係を探求します
聖書および「教父」と呼ばれる古代末期から中世のキリスト教思想家達の記述を基に、キリスト教からみた芸術や身体性の意義について研究しています。


福留 真紀 准教授

fukutome
徳川政治について、読み解きます
日本近世政治史。政治史というと、政策や法令の研究だと思われがちですが、研究の対象とするのは「人」。特に、将軍側近の存在に注目しています。