在学生・卒業生の声


清泉女子大学の学び、それがどのような価値を生み出すのか、実際にインタビューしてみました。

スペイン語スペイン文学科_在学生・卒業生の声01



在学生インタビュー

* インタビュー内容・学年は取材当時のものです。
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大和田 佳乃さん(私立 共立女子第二高等学校 出身)
日文大和田さん2022

多くの人に支えられている
その安心感によって
私らしく、多様に挑戦できました


大和田 佳乃さん
日本語日本文学科 4年(2020年度)
私立 共立女子第二高等学校 出身
深呼吸したくなるほどに緑豊かな環境のなかで古典文学を研究したいと考え、本学科へ入学。多角的な学びのなかで1年次の授業「日本語学入門・基礎」によって日本語そのものに関心が向き、歌舞伎や能楽などの芸術鑑賞を通じて知識を掘り下げていきました。教職や日本語教員、司書教諭の課程にもチャレンジ。日本語教員課程の「日西対照言語学」は、日本語学だけでなくスペイン語学の知識も必要になる大きな挑戦でしたが、友人に支えられ、双方の言語の比較から多くの気づきを得ました。外国の方と会話を楽しむ学内の日本語サロン「まゆり」にも参加。自分の興味があらゆる学びがつながっていくことを感じながら、4年次には話し言葉の丁寧さと女性的表現について研究しました。各分野に精通する先生方は小さな疑問にも親身に答えてくださり、学習意欲の向上を実感できます。“多くの人に支えられている”。その安心感によって多様に挑戦できるのが、清泉の魅力です。
高校生へのメッセージ
受験生の皆さんは、大学生になったらどんな事をしてみたいですか?何について勉強したいですか?どうしても受験勉強中は「合格する事」を目標にしがちです(少なくとも私はそうでした)。少し、「次のステップに進んだ時」の事を目標に据えてチャレンジしてみてください。きっと勉強への気持ちが少し変わると思います。
土橋 彩里さん(横浜市立 東高等学校 出身)
土橋 彩里さん

すべての講義が魅力的で面白い
先生や友人にも恵まれた環境で
充実した日々を過ごしました


土橋 彩里さん
日本語日本文学科 4年(2019年度)
横浜市立 東高等学校 出身
大学ではジャンルを問わず幅広く文学を学びたいと思い、少人数で丁寧な学びを得られる環境に惹かれ、入学を決めました。印象的だったのは、1年次の「くずし字」の授業。徐々に文字の判読ができるようになることが面白く、博物館にもよく足を運ぶようになりました。同時に日本語日本文学会にも所属し、3年次は学会委員長に就任。勉強や学会を両立するなかで、多くの情報の中から必要なことを整理し、物事を効率よく進める術が身につき、高校生の時より時間を上手に使えるようになりました。また、自分の成長を実感したのは、4年次の「異界文学」での演習発表。初年次に触れた佐藤春夫氏の「西班牙犬の家」を改めて考察し、当時とは違う多角的な視点でアプローチできる自分に気づき、大きな喜びを感じました。このような経験ができたのも、さまざまな専門分野を学べる環境があったから。4年間で身につけた調べる力、伝える力はこれからも私の人生の大きな糧になると思います。
高校生へのメッセージ
高校生の皆さん、4年間という限られた学生生活の中で自分のやってみたい事や興味のある事にぜひ挑戦してください。知らない世界に一歩踏み出す勇気があなたに出会いと経験を与えてくれて、成長の場になるでしょう。その経験と学びはあなたの糧となり、武器になるはずです。
矢萩 千晶さん(私立 クラーク記念国際高等学校 出身)
矢萩 千晶さん

「学びたい」に出逢え、
自分の価値観が大きく変わる
幅広く深い学習領域


矢萩 千晶さん
日本語日本文学科 4年(2018年度)
私立 クラーク記念国際高等学校 出身
“価値観”が変わっていく時間、それが大学の4年間だと思います。価値観を大きく変える専門的な学び、新しい出会い、挑戦の場が、ここにはあります。1年次の「くずし字解読基礎演習」では、専用辞書を片手に文献を調べ、翻字原稿を作成するなかで、くずし字がいつの間にか判読できるように。3年次には日本語日本文学会の委員長として、本館竣工100周年記念行事の一環として開催された「100年前の文学」の展示運営に携わり、仲間と一緒に貴重な時間を過ごすことができました。振り返ると、入学当初は先輩方からのアドバイスにより大学生活に関する不安は消え去り、先生方との距離も近いため、授業中の疑問もすぐに解消。4年次のゼミナールで「日本の伝承や昔話」を研究した際も、先生は常に「一緒に考えよう」と言ってくださり、心強さを感じていました。温かい支えのなかで、“自分の言葉”で考え、その言葉をしっかり発信できる“新しい自分”に成長できたのだと思います。
高校生へのメッセージ
大学生活を楽しむコツは、何事も自分から行動することだと思います。清泉は何かに一生懸命な学生を、全力で応援してくれる温かい大学です。多くのことを学び、経験する中で、大学生活の4年間だけでなく、その先まで夢中になれること、大切にしたいことにきっと出会えるはずです。
近藤 真由子さん(私立 香蘭女学校高等科 出身)
近藤 真由子さん

課題発表を通して
自身の成長を実感。
充実した4年間でした


近藤 真由子さん
日本語日本文学科 4年(2017年度)
私立 香蘭女学校高等科 出身
私が清泉を選んだのは、落ち着いた雰囲気のキャンパスを見学したとき、自分の学ぶ姿を想像することができたからです。また、当時の学長が、「入学したら、しっかり勉強してもらいます」と話されているのを聞き、ここならしっかり勉強できると確信しました。印象に残っているのは、2年次の「日本古典文学基礎演習2」です。この授業では『とりかへばや物語』をくずし字の状態から読みやすい形に直し、現代語訳と語釈をつけるという課題に取り組みました。大変な作業でしたが、調査の仕方を自分なりに開拓することができ、深いところまで学ぶことができるようになったと思います。また、1年次から日本語日本文学会に所属。清泉祭の活動などを通して、みんなで協力して成し遂げる達成感を味わいました。さらに、教職課程や司書教諭課程といった資格取得にも挑戦し、充実した4年間を送ることができました。清泉で学んだ「知る」楽しさを忘れずに、社会に出ても多くのことを学んでいきたいです。
高校生へのメッセージ
大学生活を楽しむコツは、何事も自分から行動することだと思います。清泉は何かに一生懸命な学生を、全力で応援してくれる温かい大学です。多くのことを学び、経験する中で、大学生活の4年間だけでなく、その先まで夢中になれること、大切にしたいことにきっと出会えるはずです。

卒業生インタビュー

* インタビュー内容・学年は取材当時のものです。
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[森ビル株式会社] 鈴木 瑞穂さん
卒業生日文_鈴木さん2022

何を学び、
どう楽しむかは自分次第
今の努力が未来へとつながる


[森ビル株式会社]
営業本部 商業施設事業部 商業運営部
赤坂・虎ノ門エリア店舗運営室
リーシングオペレーション担当
鈴木 瑞穂さん
2007年3月 日本語日本文学科 卒業
私立 国府台女子学院高等部 出身
(2020年インタビュー)
日本語日本文学科の卒業生だった姉の楽しそうな様子を見て、私も清泉へと進学しました。正直、入学当初は将来の具体的な目標はありませんでした。しかし、せっかく大学へ入ったのだから、何か思い出に残ることがしたい、夢中になれるものを見つけたいと日本語日本文学会※へ。さまざまな企画を立てて実行していくなかで、相手に喜んでもらうためにはどうしたら良いかを考えることの面白さを実感。将来の仕事にしたいと思うようになりました。その時から、大学の4年間をどう楽しむか、何を学ぶのかは自分次第。自分の頑張り次第で、将来はいくらでも変えることができると思うように。人生は自分らしく生きることで充実すると気づきました。
※学科の教員と学生を会員として活動する組織
[丸善雄松堂株式会社 APS事業部] 三阪 真希さん
三阪 真希さん

「活字」にかかわることが一生のキャリアに


[丸善雄松堂株式会社]
APS事業部 図書館サポート統括部 首都圏センター
三阪 真希さん
2000年3月 国文学科(現:日本語日本文学科) 卒業
茨城県立 石岡第一高等学校 出身
(2019年インタビュー)
図書館サポート総括部という部署で、図書館の運営管理の仕事をしています。当社が業務を請け負っている各大学図書館でスタッフが円滑なサービスを提供できるようにサポートをする仕事です。図書館の担当者様への業務報告や契約交渉をはじめ、スタッフの研修委員も担当。これまで新聞の校閲や会報誌の編集、執筆、進行管理などで培ってきたスキルが生かせるよう試行錯誤しつつ業務にあたってきました。大学在学中に取得した図書館司書の知識も大いに役立っています。
学生時代で思い出されるのは、レポートや論文をたくさん書いたということです。当時は卒業論文が手書きの時代で、原稿用紙95~105枚が条件でした。その練習として、原稿用紙50枚の課題が出されたこともあります。大変ではありましたが、苦ではなく、学ぶことが楽しいと思える授業ばかりでした。こうして「活字」に関わる仕事でキャリアを積んでこられたのも、清泉でたくさんの本を読み、考え、書き続けたおかげだと思っています。
[児童文学作家] こまつ あやこさん
こまつ あやこさん

自ら進んで行動してみると
新しい扉がぱっと開いてくれる


[児童文学作家]
こまつ あやこさん
2010年3月 日本語日本文学科 卒業
私立 大妻中野高等学校 出身
(2018年インタビュー)
子どものころから文章を書くのが好きで、将来は作家になりたいと思っていました。特に森絵都さんの『カラフル』を読んだときは、10代の心にこんなに寄り添ってくれる本があるのだと感動。森絵都さんも講談社児童文学新人賞を受賞された方なので、この賞は私にとって憧れとなりました。
しかし、作家になるという夢は現実的ではなく、大学卒業後は公共図書館の司書として就職。当初は働きながら2~3年かけて作品を仕上げ、賞に応募しようと考えていました。しかし、30歳を目前に「もっと本気にならないと夢は実現できない」と悟り、自分を叱咤して日々書くようになり、31歳で講談社児童文学新人賞を受賞したのです。
大学時代の恩師、今野先生からは、「ことばを大切に、子どもたちに『良い日本語』を伝えていってください」というメッセージをいただき、日本語学のゼミナールで学んだことを誇らしく思いました。
子どものころからの夢を実現し、あたかも順風満帆に思われるかもしれませんが、そんなことはありません。最初に入学した大学では、自分が学びたいことと違うと感じ、半年で中退。その翌年に入学したのが清泉女子大学です。ここでなら自分の好きなことができると、資格をたくさんとったり、必要単位以上に授業を履修したり、サークルで音楽を楽しんだり、さまざまなことに挑戦しました。他学科の先生の研究室に押しかけてお話をうかがったことも。私は清泉に来て、ありのままの自分を出すことができ、やりたいことに正直になれました。それは今振り返ると、先生方や職員の方など、周りの人たちが温かく見守ってくださっていたからだと思います。
これから大学に入るみなさんには、自分らしさを隠さないでほしいと思います。やってみたいことがあれば、「みんなと一緒」でなくても一歩踏み出してほしい。大学時代はそのチャンスがたくさんあると思います。
[株式会社集英社 ココハナ編集部 副編集長] 北方 早穂子さん
北方 早穂子さん

大学は、自分を形成する場所。
ここで、編集者になるための
価値ある蓄えができました


[株式会社集英社]
ココハナ編集部 副編集長
北方 早穂子さん
2000年3月 国文学科(現:日本語日本文学科) 卒業
私立 捜真女学校高等学部 出身
(2017年インタビュー)
このページをご覧になっている皆さんにお伝えしたいことがあります。何でもいいので自分の得意分野、誰にも負けないというものを作ってみてください。それが個性となり、働く上でも自分の軸となり芯となってくれるから。私の場合は、それが「まんが」でした。小学校入学時に少女まんが雑誌を買ってもらい、毎号すり切れるほど読みました。まんがは、私にとって世界を広げてくれるもの。新しい感情も知識も、まんがが教えてくれました。そして高校時代、雑誌の巻末にある編集者とのやりとりを読むようになって、将来はまんがに携わる仕事に就きたいと考えるようになっていったのです。
清泉では、国文学科で万葉集から現代文学までを学びました。シスターでもある教授が源氏物語を説くのを見て、文学の世界は自由なんだと感動。少人数のゼミだったので意見を発表する機会も多く、抵抗なく自分の意見が言えるようになりました。また、違う意見を採り入れながら自分の考えをより良くするという柔軟さは、編集会議の際にも役立っています。美術部、合気道部、歌舞伎研究会の3つを掛け持ちし、ハードな日々を過ごした経験は、仕事が忙しいときの心の支えにもなっています。大学は自分の礎を築く場所であり、4年という時間はチカラを蓄える期間です。私は清泉で、いまを生きる「糧」を身につけた気がします。まんがは心を幸せにするクスリ、編集者としてそんなことを思いながら、まんがと向き合っています。思いやりがあってやさしい先生や職員の方々、友人と出会えた清泉女子大学は、私にとって笑顔になれる“まんが”のような存在でした。
北方 早穂子さん2