研究所

本学の附属研究所のご紹介です。

人文科学研究所

人文科学研究所は、1978年4月に、文学部のみの単科大学である本学の内部に学際的な機運を高め、外部からの新風を自由に迎え入れる目的で設立された研究所です。 人間にかかわるすべての現象を包括的かつ総合的に研究し、そこから新しい学問体系を創造し、ユニークな教育活動を発信する使命を担っています。

この使命を果たすために、本研究所は、科学技術の急速な進歩によって細分化され、閉鎖的になりがちな個々の学問分野の間に「対話」の橋をかけ、「交流」を通じてまことの叡智を見出し、世に伝え続ける努力を続けています。

この努力の一環として、学術論文集『人文科学研究所紀要』、総合文化誌『清泉文苑』を毎年刊行しています。 また、品川区との共催による公開講座「土曜自由大学」を、本学のキリスト教文化研究所と協力して開催しているほか、「いずみ文芸賞」を設けて学生の創作を募集し、優秀作品を表彰しています。

キリスト教文化研究所

キリスト教文化研究所は、1992年4月に、キリスト教文化に関する学問的研究を目的として創立されました。キリスト教文化に関する学問的研究とは、大別すると以下の3つになります。

1.キリスト教が過去に育成してきた文化の歴史的研究
2.キリスト教が将来に展開すべき文化の探索的研究
3.キリスト教徒の文化的活動の学問的交流


主な活動としては、紀要『キリスト教文化研究所年報』を毎年1回発行、土曜自由大学や清泉ラファエラアカデミアへの参加による地域への文化サービスなど、カトリック精神に立脚した地道な努力を続けています。

なお、授業の講座として「人間論」、「キリスト教学」、「総合講座 キリスト教と文化」を責任担当し、過去・現在・未来における人類の文化へのキリスト教の関わりを探求し、深めています。

言語教育研究所

言語教育研究所は、言語および言語教育を総合的に研究し、教育の成果を挙げるべく2002年4月に設立されました。各教員が研究で得た知見をもとに授業を展開し、本学学生が多文化理解を深め、豊かなコミュニケーションを体験することが出来るような環境づくりを目指しています。また、本学の言語教育、言語研究に携わる教員相互の研究情報の交換の場になっています。その他、年に一度言語教育を様々な視点から考察していくイベントとして「フォーラム」を開催したり、2009年以降、研究誌『言語教育研究』を毎年発行しています。